アガサ・クリスティー ミス・マープル4「殺人は容易だ」他 ベネディクト・カンバーバッチを塗りつぶせ!


ベネディクト・カンバーバッチが出演したエピソードを見るついでに、

アガサ・クリスティー ミス・マープル」シリーズをいくつか見ました!

ミス・マープルジュリア・マッケンジーが演じてます。

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ミス・マープル4 「殺人は容易だ」
                              MARPLE: MURDER IS EASY       2008年 90分

あらすじ:ミス・マープルは列車の中で老婦人ピンカートンに出会う。彼女は地元の村ウィッチウッドで起きた2人の不慮の死を殺人だと信じ、ロンドン警視庁に通報しに行くのだという。彼女以外は誰も殺人を疑っていないが、次の被害者になりそうな人物もわかると話す。しかし、列車を乗り換えるためミス・マープルと別れたピンカートンは、ロンドン警視庁にたどり着く前に命を落とす。ミス・マープルは事件の真相を求めてウィッチウッドへ。


この話は元々ミス・マープルの話として書かれたものではなく、他の主人公が解決するものでしたが、

TVシリーズ用に脚色したようですね。

べネディクト・カンバーバッチ演じるルーク・フィッツウィリアムは、外国で警官をしていましたが、

親が亡くなり遺品整理を兼ねて村に戻ってきた青年。

てっきり犯人役だと思ってましたが、ミス・マープルの助手にされ事件を調べる側でした(^_^;)

元の小説では彼が事件に疑問を持つ役なので、ミス・マープルに出番取られちゃいましたね(#^.^#)

ストーリーは、人間の相関関係がメモでも取らないとわかりづらかったですね。

SHERLOCK』シリーズ2の「バスカヴィルの犬(ハウンド)」でヘンリー・バスカヴィル役の

ラッセル・トーヴィーが地元警官役で出ています。

この話の中でベネディクトはアメリカ人の女性に恋する役どころですが、

若い女性よりミス・マープルやミセス・ハドソンさんと一緒に居るほうがしっくりくると思うのは、

ファン心理でしょうか?( ̄∀ ̄*)イヒッ



ミス・マープル4 「ポケットにライ麦を」
MARPLE: A POCKET FULL OF RYE  2008年 90分

あらすじ:投資信託会社社長のレックス・フォーテスキューがオフィスで紅茶を飲んだ後に死亡。上着のポケットにはなぜかライ麦の粒がたくさん入っていた。捜査を開始したニール警部は自宅での朝食時に毒物を盛られた可能性を調べる。やがて浮気をしていたレックスの若い妻アデールが死体で見つかり、メイドのグラディスまでも殺される。グラディスを知るミス・マープルが駆けつけ、3人の死の状況が童謡の歌詞になぞらえていることに気づく。  (NHK海外ドラマHPより) http://www9.nhk.or.jp/kaigai/marple4/marple4_01.html


これはアガサ・クリスティーが書いたミス・マープルの長編の一つです。

死体のポケットの中にライ麦が入っていて、童謡の歌詞になぞらえて連続殺人が起こります。

まるで横溝正史ですね、あんなにドロドロはしてないけど(^_^;)

マシュー・マクファディンミス・マープルにおだてられて捜査を手伝わせるニール警部、

ルパート・グレイブスが富豪の二男を演じてます。


ミス・マープル5 「鏡は横にひび割れて」
MARPLE: THE MIRROR CRACK'D FROM SIDE TO SIDE   2010年 90分

あらすじ:ミス・マープルの住むイングランドの片田舎セント・メアリ・ミードに、ハリウッドスターの女優マリーナと監督をする夫のジェイソンが引っ越してくることになった。彼らが主催する慈善パーティーに、マリーナの元夫が妻である女優ローラを伴って現れた。ローラはジェイソンの元恋人だった。パーティーの真っ最中、戦時中にマリーナの従軍公演を見て感動したという村の女性、ヘザーが毒殺される。


1980年にガイ・ハミルトン監督で『クリスタル殺人事件』として映画化された話です。

映画の方はキャストがとにかく豪華でしたね。

こちらは華やかさより落ち着きのある雰囲気、

よく知られている話だけに、ミステリーよりドラマに重点が置かれている気がしました。




しうこいですが、

今夜深夜0時25分からNHK総合で『SHERLOCK(シャーロック)』ですよ!

お見逃しなく!(ホントしつこくてスイマセン!<(_ _)>)