過去オスカー受賞作品3本


今更ながら見たオスカー作品たち

まずは、1995年アカデミー作品賞・メル・ギブソン監督賞他5部門受賞 

ブレイブハート

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                  BRAVEHEART      1995年 177分

あらすじ:13世紀末のスコットランド、残虐で冷酷なイングランドエドワード1世の侵略によって家族を殺害されるも難を逃れたウィリアム・ウォレス。成人して彼は故郷に戻り、そこで幼なじみのミューロンと恋に落ち、結婚する。しかし彼女はイングランド兵の手によって殺害され、ついに彼は復讐を決意、圧政に苦しむスコットランドの民衆の支持もあり、彼の抵抗運動は熱を帯びていく。                          (wikipediaより)


この頃のメル作品はあまり見る気がしなくて、今になりました(『パッション』は見たんですけどね^^;)

スコットランドの独立のために戦った実在の人物ウィリアム・ウォレスの生涯を描いた史劇ですが、

かなり脚色されているので、伝記とは思わない方が良いみたいですね。

アメリカ生まれでオーストラリア育ちのメル・ギブソンが、なぜスコットランド人の映画を作ったのかが、

そもそもの謎ですが(^_^;)

177分は長いですよね。子供時代は要らなかったかな~と思いました(子供は可愛かったんだけど^^;)

いきなりおっさん(失礼^^;)に変わったのでビックリしました!もうちょっと若い役者の方が良かった様な~(^_^;)

まあメルがやりたかったんだから、仕方ないですが(^_^;)

周囲のキャストは渋くまとめてましたね。ソフィー・マルソーは綺麗でした。

迫力の戦闘シーンは圧巻!



2006年アカデミー主演男優賞をフォレスト・ウィッテカーが受賞した


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                      THE LAST KING OF SCOTLAND  2006年米/英 125分

あらすじ:スコットランドの医学校を卒業したニコラス・ギャリガンは、高い志を胸にウガンダのムガンボ村にある診療所へとやって来た。それはちょうど、軍事クーデターによってイディ・アミンが新大統領となった直後のことだった。ニコラスはアミンの演説を聞いて、そのカリスマ性に強く惹きつけられる。そして偶然にも、ケガをしたアミンを救ったことからアミンに気に入られ、彼の主治医に抜擢される。やがてアミンは主治医という以上の信頼をニコラスに寄せ、ニコラスもまたその期待に応えようとするのだが…。                   (allcinemaより)


フォレスト・ウィッテカーが出ている話ということしか知らずに見たのですが、

ストーリーの視点となるニコラスは、ジェームズ・マカヴォイだったんですね。

スコットランド人の新米医師ニコラスがウガンダの貧しい村の診療所で働き始めた頃、

クーデターにより新大統領アミンが誕生、ニコラスはある切っ掛けでアミンに信頼され主治医に任命される。

理想と情熱に燃えていた大統領に就任したはずが、対抗勢力への恐怖から暴政へと転じ、

独裁者へと変わっていくアミンをフォレスト・ウィッテカー熱演。

ジェームズ・マカヴォイも、冒険気分でウガンダへ来てすぐ大統領側近となり有頂天になったのもつかの間、

自分が泥沼に足を突っ込んだことに気づき追い詰められるニコラスを好演しています。

権力に酔った後堕落していく人間の業や、介入する大国の勝手な思惑など、

見ごたえがありました!





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             AN INCONVENIENT TRUTH   2006年 96分

あらすじ: 地球の温暖化によって引き起こされる数々の問題に心を痛め、人々の意識改革に乗り出すべく、環境問題に関するスライド講演を世界中で行うアメリカ元副大統領アル・ゴア。そんな彼の勇気と希望に満ちた闘いを追いながら、人類が滅亡するまでの真実のシナリオを明らかにしていく。        (シネマトゥデイより)


アメリカ元副大統領アル・ゴア氏が、地球温暖化に関する講演をしている様子と、

彼の政治家時代や家族との思い出などを交えて語っていきます。

講演会の内容が非常にわかりやすく、ゴア氏の説明の仕方がまた上手い!

流石元政治家です!(^^ゞ

彼が環境問題にのめり込んだ経緯も興味深い(疑惑の大統領選とかね~^^;)

堅苦しいところはひとつもなく、見やすかったですよ!

映画の中では2005年までのデータしか出てませんから、その後世界がどおなってるのか不安になりますね。

最近の中国の大気の様子だけでも改善されてるようには思えませんが(-_-;)

認識を新たにするためにも、見ておいた方が良いかもしれません。