『ホビット 竜に奪われた王国』 いよいよスマウグと対面の第2部
世界の公開から約4カ月遅れ、ようやく昨日から上映が始まった『ホビット 竜に奪われた王国』
映画の日の今日家族で観てきました!親が3Dを嫌がるので2D字幕版です!
(絶対に字幕じゃないといけません!)
THE HOBBIT: THE DESOLATION OF SMAUG
2013年米/ニュージーランド 161分
あらすじ:魔法使いのガンダルフに誘われ、トーリン・オーケンシールド率いる勇敢なドワーフ一行の旅に参加した小さくて臆病なホビット族のビルボ。幾多の危機を乗り越え、目指すはかつてドワーフの王国があったはなれ山。しかしそこには、恐るべき竜スマウグが待ち受ける。そんな中、過酷な旅を続ける一行は、闇の森で獰猛な巨大クモに襲われ、間一髪のところをレゴラス率いるエルフたちに助けられるのだったが…。 (allcinemaより)
『ロード・オブ・ザ・リング』(LOTR)シリーズのピーター・ジャクソン監督による3部作の2作目、
前作『ホビット 思いがけない冒険』に続く物語、原題は「スマウグの荒らし場」。
前作のエクステンデッド・エディション版を買っていながら観ていなかったので、
おさらいに観ておきました!劇場版より13分長く、より分かりやすかったです。
前作のラストは、ドワーフ族の王トーリンの宿敵オークのアゾクに追い詰められ、
ガンダルフの呼んだワシたちのおかげでなんとか逃げのび、はなれ山を目にした旅の一同、
さて本作はその続きから始まるのかと思えば、
懐かしのブリー村の踊る仔馬亭へトーリンがおと連れるシーンから始まります。
(映画が始まってすぐ、ニンジンを齧りながら画面を横切る人物に注目です!)
そもそもトーリンが故郷奪還の旅のきっかけとなったシーンで、後の伏線となっています。
後はもう、川下りをするように一気に作品の中へ飲み込まれていき、
あっと言う間の161分でした!
後半にスマウグが出てきて初めて、
(゜ロ゜) ハッ! これスマウグの映画なのに、まだ出てきてなかったんだと気づく始末(・・A;)あせあせ
キャストは一杯居るので簡単に紹介させてください( ̄∀ ̄*)イヒッ
ドワーフの王トーリン・オーケンシールドにリチャード・アーミティッジ、他のドワーフは
ボフール=ジェイムズ・ネスビット、グローイン=ピーター・ハンブルトン、オイン=ジョン・カレン、
ドワーリン=グレアム・マクダビッシュ、オーリ=アダム・ブラウン、ノーリ=ジェド・プロフィー、
ドーリ=マーク・ハドロウ、ビフール=ウィリアム・キルシャー、ボンブール=スティーブン・ハンター。
ガンダルフはもちろんサー・イアン・マケレン、茶のラダガストにシルベスター・マッコイ。
エルフの王スランドゥイルにリーペイス、その息子である王子、懐かしのレゴラスにオーランド・ブルーム、
今作の紅1点タウリエルにエヴァンジェリン・リリー。
ビョルンに『未来を生きる君たちへ』」のミカエル・パーシュブラント、
そして、スマウグとネクロマンサーにベネディクト・カンバーバッチ♪
息つく暇もないほど次から次へと困難に見舞われ、
ビルボの機転だったり、助けが現れたりして乗り越えるのですが、一難去ってまた一難。
もうハラハラしっぱなし。
アクションシーンが多いので、力入ります!
小さいおっさん達の冒険だけでは華が無いと思ったのか、
タウリエルとのロマンスもチラリ(相手は観てのお楽しみ♪)。
そんな中、リング保持者としてリングの影響を受け始めるビルボと、
狂った血筋のせいかアーケン石の呪いかトーリンにも影がさし始めます。
執拗に追いかけてくるアゾグは復讐の為だけでなく、指令を受けていたりと、
暗く重い雰囲気が漂ってくるあたり、『LOTR』を思い出します。
と、見どころはいろいろありますが、
一番の見どころはビルボとスマウグの対決シーン!
大きくて恐ろしいだけではなく、狡猾な人間の様な知性を持つスマウグがリアルで、
ベネディクト・カンバーバッチがモーション・キャプチャーを頑張っただけのことはありました♪
2Dで観ても十分楽しめたのですが、せっかくの3D映画なので、そのうちIMAX3Dでも観るつもりです。
ホビットの特典を観ていると、3Dカメラだと『LOTR』の時の様に遠近法は使えないので、
サー・イアンだけ独り縮尺が違う部屋で演技しなければならず、辛くて挫けそうになったと言っていて、
その努力を想いながら3Dで観たいと思います。
この壮大なファンタジーを見逃すのは勿体無い!
前作を観ていない方も、レンタルで前作を観てぜひ劇場へ!