『ナイスガイズ！』 13歳に運転させるなよ！

本日から遅れて公開の『ナイスガイズ！』ライアン・ゴズリング目当てで観ました！
『ラ・ラ・ランド』とは違ったおとぼけぶりが良かったです♪(￣ｍ￣〃)ぷぷっ!

THE NICE GUYS　2016年　116分

あらすじ：酒浸りの日々を送るシングルファーザーの冴えない私立探偵マーチ。ある日、死んだはずのポルノ女優の捜索依頼を受け、アメリアという若い娘の存在に辿り着く。しかしマーチは、自分を探られたくないアメリアから依頼を受けた腕力専門の示談屋ヒーリーにボコボコにされ、あっさり手を引くことに。ところが今度は、ヒーリー自身がアメリアを捜す別の男たちの襲撃を受けてしまう。そこで自ら事件の解明に乗り出したヒーリーは、嫌がるマーチを無理やり相棒にして失踪したアメリア捜しを開始する。そこにマーチの一人娘でおませな13歳ホリーも加わり、ダメ男２人としっかり者の少女が始めた人捜しは、やがて思いも寄らぬ事件へと発展していくのだったが…。（allcinemaより）


『リーサル・ウェポン』の製作・脚本コンビ、ジョエル・シルヴァーとシェーン・ブラックがタッグを組んだバディムービー。

ディスコ＆ポルノ全盛の7７年ロサンゼルス。1人の少女を探すために、ヘタレな私立探偵マーチと武闘派示談屋ヒーリーが手を組んだ。なぜ彼女は狙われるのか。

私立探偵マーチにライアン・ゴズリング、コメディも結構イケます。
ヒーリーにラッセル・クロウ、随分大きくなって、役作りで太ったの？
マーチの娘ホリーにアンガーリー・ライス、アメリアにマーガレット・クアリー、他マット・ボマー、キム・ベイシンガー、タイ・シンプキンスなど。
監督は『キスキス，バンバン』『アイアンマン３』のシェーン・ブラック。

昔懐かしい雰囲気漂うバディムービー。
70年代を舞台にしたのはポルノと自動車産業、環境問題などが絡んだストーリーからか。
黒幕がわかるまでの展開がもたつくし、少女探しのドタバタ劇が悲劇で終わり、社会派なオチがとっても浅かったりと、気分がスッキリしないストーリーな気もするけれど、コメディ仕立てのおかげで暗くならないところは○。
私立探偵で食べているはずが大マヌケなごずりんと、よっぽど探偵らしく探偵になりたいクロウが案外良いコンビネーション。いつもと違い、ゆる～いクロウはイイかも。
おませで賢い13歳の娘も良いアクセントになってます。
綺麗すぎるマット・ボマーはこういう役がよく似合って大当たり。
続編も作れそうだけど、どうなのかしら。