『ローガン・ラッキー』 エンジン掛かるの遅めと思いつつ、にんまりするラスト。後々じわじわきます!


映画から引退宣言をしていたスティーヴン・ソダーバーグ監督の映画復帰作。
ソダーバーグ信者としては嬉しいかぎり

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LOGAN LUCKY 2017年 119分

あらすじ:
運に見放されたローガン家の長男ジミー。妻には逃げられ、仕事も失い、追い詰められた彼はある大胆不敵な強盗計画に最後の望みを託す。それは全米最大のモーター・スポーツ・イベントNASCARのレース中に、地下の金庫に集められた莫大な売上金を盗み出すというもの。しかしそれを成功させるためには、弟クライドと妹メリーのほかに、どうしても爆破のプロ、ジョー・バングの協力が必要だった。そこで現在服役中のジョーを脱獄させ、強盗終了後に再び刑務所に戻すという前代未聞の作戦が決行されるのだったが…。(allcinemaより)



2013年『恋するリベラーチェ』以来の映画監督作品。
オーシャンズシリーズや、『コンテイジョン』『サイド・エフェクト』などでもみられた。大胆なストーリーに、意外な展開、驚きの種明かし。
ソダーバーグ節全開です♪

仕事をクビになり八方塞がりのジミー・ローガン。強盗を計画するが、収監中のジョー・バングの力が必要。果たして彼を脱獄させ、強盗を成功させることができるのか。

ジミーにチャニング・テイタム、クライドにアダム・ドライヴァー、メリーに『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のライリー・キーオのローガンファミリー。
ジョー・バングにダニエル・クレイグ、弟のサムにブライアン・グリーソン、フィッシュにジャック・クエイドのバング兄弟。
他、セス・マクファーレンセバスチャン・スタンケイティ・ホームズキャサリン・ウォーターストンヒラリー・スワンクファラ・マッケンジーなど。

もっさりしてお世辞にも世渡り上手と思えないローガン兄弟に、やはりかなりイカれてるバング兄弟。強盗計画もかなり大雑把な感じで本当に成功するのかと思えば、意外な結末。と思えば、最後にオチありというソダーバーグお得意の筋立て。
大雑把に思えた計画が、垢抜けないながらも実はしっかり緻密なところも見どころ。
個人的には刑務所内での「ゲーム・オブ・スローンズ」ネタに大ウケ。
逆に計画の一環でGが登場するところは画面が見られず。ヒイィィ!!(゜ロ゜ノ)ノ)
ダニクレもテイタムも体重増量してセクシーさを封印。
ケイティ・ホームズは嫌味な元妻役がぴったりで、さすがのキャスティング。
ジョン・デンバーの”カントリー・ロード”がモチーフとなり、最初はスロースタートに思えたけれど、後半は納得の面白さ。笑えるシーンも多く、今もじわじわきてます!
ぜひ♪