『アントマン&ワスプ』 インフィニティ・ウォーの時彼は?


アントマン&ワスプ』初日レイトで観ました。
ここしばらく超シリアス路線が続いていたマーベル・シネマティック・ユニバース
(MCU)の中で、ほっこり一息つける作品になってます。

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ANT-MAN AND THE WASP 2018年 118分

あらすじ:バツイチで無職、愛娘のキャシーにもなかなか会えない運に見放された冴えない男スコット。ピム博士が開発した特殊スーツを身にまとうことで、身長1.5cmのヒーロー“アントマン”として活躍するも、ある事件のせいでFBIの監視下に置かれるハメに。そんな中、ピム博士から新たな任務が与えられる。アントマンの秘密が詰まった博士の研究所が、あらゆるものをすり抜ける謎の美女“ゴースト”などに狙われているというのだ。博士の娘で自らも最小最強のヒロイン“ワスプ”となって戦うホープと力を合わせ、研究所を守るべく危険な敵に立ち向かっていくアントマンだったが…。(allcinemaより)


2015年の『アントマン』の続編、MCUシリーズでは20作品目。
時系列では『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から2年後、ちょうど他のメンバー達が『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で闘っている頃のお話し。

アントマンことスコット・ラングは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でドイツに行ったことが(空港シーン)、ソコヴィア協定(国連軍の許可なしに、ヒーローは出撃してはならないという協定)に違反するとされ、自宅謹慎状態でFBIに監視されている状態。前作で絆を取り戻せた家族関係は良好、3人の仲間達と警備会社を立ち上げています。
逆にハンク・ピム博士とホープとは、元々ハワード・スタークと因縁のあったハンクがアベンジャーズ参加を喜ぶはずもなく、内緒で参加したこともあり絶縁状態。
スーツの存在が発覚したことから、ハンクとホープも隠遁生活を送っています。

キャストは前作引き続き、アントマン/スコット・ラングにポール・ラッド、娘のキャシーにアビー・ライダー・フォートソン、元妻にジュディ・グリア、パクストンにボビー・カナヴェイルルイスのマイケル・ペーニャカートのデヴィッド・ダストマルチャン、デイブのティップ・ハリスらも健在。
ハンク・ピムにマイケル・ダグラス、今作からワスプとして活躍するホープエヴァンジェリン・リリー、30年前に消えたジャネットにミシェル・ファイファー
監督は引き続きペイトン・リードスタン・リーのカメオももちろん有り。

インフィニティ・ウォー』の次の作品なのでドキドキしていましたが、見始めてすぐ肩の力が抜けました。アントマンシリーズは、宇宙の平和ではなく、家族を取り戻すことがテーマ。
軟禁状態の2年間、スコットが娘のキャシーと遊んでいたのに対し、ハンクとホープはジャネットを量子世界から連れ戻す研究を進めていました。
そこに絡んでくる謎のゴースト、何者か、目的は何か、
ジャネットは生きているのか、無事帰って来られるのか、と内容もぎっちり。
アクションはワスプも加わったことでパワーアップ、今回はいろんな物質もサイズが変わるので、サイズ変化を活かしたアクションも面白いです。
家を出られないスコットがどうFBIを誤魔化すのか、笑えるシーンもたっぷり。
本編を楽しんだ後のエンドロール途中で、ようやくインフィニティ・ウォーの影響が
ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜!

エンドロール後も、もう1シーンありますよ!
Ant-Man & the Wasp will return の後に?が付いた状態で終演。
┐(-。ー;)┌ヤレヤレ