『アリー/ スター誕生』 悪いところは見当たらないのに


アリー/ スター誕生』金曜は職場の忘年会だったので昨夜レイトで観ました。

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A STAR IS BORN 2018年 136分 PG12

あらすじ:
ウェイトレスとして働きながらも歌手を夢見るアリーだったが、なかなか芽が出ず自信を失いかけていた。そんな時、場末のバーで歌っていたアリーの前に、世界的ロックスターのジャクソンが現われる。彼はアリーの歌声に惚れ込み、彼女を自身のコンサートに招待する。そして、いきなり大観衆が見つめるステージにアリーを呼び込み、一緒にデュエットを披露し、観客からの喝采を浴びる。これをきっかけにアリーは一気にスターへの階段を駆け上がっていくとともに、ジャクソンとも深い愛情で結ばれていくのだったが…。(allcinemaより)


1937年の『スタア誕生』の4度目のリメイク。
1976年のバーブラ・ストライサンド版は見ていると思うのだけれど、ストーリーなんかは忘れちゃってます。
2018年ゴールデン・グローブ5部門ノミネート(作品・男優・女優・監督・歌曲賞)

レディ・ガガの歌は好きだし上手さも知っているので、予告見ただけで良い映画に違いないとかなり期待していました。

アリーを演じるガガは演技もナチュラルで説得力があり印象的でした。カメラ映えすると言うか絵になりますよね。
ジャクソン役で監督も兼ねているブラッドリー・クーパー、楽曲も作曲しているらしく、曲もとても良い。ジャクソンの兄役で久しぶりのサム・エリオットも良かった。

王道のストーリーにブラッドリー・クーパーは監督デヴュー作とは思えない仕上がり。ライブシーンは圧巻だし、ガガはもちろん、クーパンの歌も堂に入っています。
ただね、王道ストーリーだけに最初の盛り上がりの後辛いことがやってくるのが分かっているので、どうも最初から構えて観てしまいました。
良い映画だし楽曲も演技も良いのに、なぜか入り込んで観られなかったのが残念。
ジャクソンとアリーというよりクーパンとガガという意識が抜けませんでした。
ストーリーの最後も『ラ・ラ・ランド』の様な夢を見せて欲しかったなぁ〜。