ロシア版スターウォーズ? 『ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR』

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『ウォンテッド』 のティムール・ベクマンベトフ監督の描く、

ダークファンタジー3部作の第1章

ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR NIGHT WATCH/NOCHNOY DOZOR  ロシア制作 2004年115分

あらすじ: 1992年、モスクワ。妻(マリア・ミロノーワ)に逃げられたアントン(コンスタンチン・ハベンスキー)は呪術使いの元へ行き、そこで彼は自分が特殊能力を持つ“異種”だと知る。光の戦士である“ナイト・ウォッチ”か、闇の戦士の“デイ・ウォッチ”かの選択を迫られる。12年後、彼は光の側で活動しており、ある事件に関わる。(シネマトゥデイ


世界はかつて、光と闇、両軍の間で激しい戦争が続いており、破滅の危機にあった。

だが戦いの無益さに気づいた光の王ゲッサーと闇の将軍ザヴロンは、休戦協定を結ぶ。

その中で、人間でありながら、特殊な超能力を持つ"異種(アザーズ)"と呼ばれる種族。

異種に目覚めた人間は、光につくか闇につくかを本人が決めることに。

そして光の戦士は"ナイト・ウォッチ(闇の監視人)"として、闇の異種の行動を監視。

闇の戦士は"デイ・ウォッチ(光の監視人)"として、光の異種を監視。

こうして光と闇の勢力のバランスは、1000年もの間、平和に保たれていた。




以前に1度見ていたのですが、『デイ・ウォッチ』がレンタルされているのを見つけて、

見る前におさらいです。

『ウォンテッド』の予告を見ても思いますが、映像が面白いです。

マトリックス』の影響があるのでしょうか?

このシリーズでも人が動物に変身したり、またその逆のシーンや、

見えない敵とのアクションシーンなどの映像的な面白さと、

ユニークなキャラ設定が際立ちます。


光の戦士、闇の戦士というと『ダークナイト』を思い出しますが、

グッと暗い世界に感じるのはロシアならではなのか。

自分の存在意義や父と息子など、スターウォーズも感じさせます。

アクションやファンタジー好きな方は楽しめると思いますよ。


第3章はハリウッド制作になるといううわさもあります。