運命は変えられるのか? 『デイ・ウォッチ』
ロシア製ダークファンタジーの第2章
前回レヴューした『ナイト・ウォッチ』の続編です。
この3連休初日にレンタルに行ったら、20本くらいあるのが全て貸し出し中
そんなにメジャーだったっけ?と思いながら、帰ってきたのを探してもらって借りました(^。^;;
『ウォンテッド』効果でしょうか~?
デイ・ウォッチ DAY WATCH/DNEVNOY DOZOR ロシア制作 2006年 146分 あらすじ: 中世のサマルカンドの砦を陥落させたティムールは“運命のチョーク”を手に入れる。 やがて時代は現代のモスクワに移り、夜の番人“ナイト・ウォッチ”のアントン(コンスタンチン・ハベンスキー)は人間襲撃の報を受け、スヴェトラーナ(マリア・ポロシナ)と現場に急行する。 その犯人は、アントンの息子(ディマ・マルティノフ)で……。(シネマトゥデイ)
劇場公開時は131分ですが、今回のはディレクターズカットなので15分追加されています。
いきなり中世の話で始まります。
ここに出てくる「運命のチョーク」が今回のテーマかな。
あなたには変えたい運命がありますか?
前作の続編ですので、単独で見てもサッパリわからないと思います。
主要メンバーもほぼ同じなのですが、少し掘り下げられています。
呪い騒ぎのスヴェトラーナが、今では「ナイト・ウォッチ」の研修生として、
アントンと共に働いています。
愛に飢えている二人は、互いに惹かれあうのですが、
スヴェトラーナはただの異種ではありませんでした。
自分には見慣れていない俳優さん達なので、
前作を見直したばかりなのに、キャラを把握するのに時間がしばらく掛かりました(^。^;;
恋愛が絡んできたので、ちょっと色気も出てきましたね。
( ´^ー^`)ニヤァリなラブシーンは、見てのお楽しみです。
前作同様スピード感も、アクションシーンもあり、
ドラマ部分も一層深くなったので2時間超えでも飽きることもなかったです。
光と闇の騙しあいの攻防にハラハラドキドキ。
3部作だと判っているだけに、勝手にラストを想像して、
余計に緊張感が増しましたね。
果たして父と子は?
そして愛の行方は?
しかしこの終わり方で、果たして最終章はどうなるんでしょう?
ハリウッド制作予定の最終章、気になります。