死の床で想うことは 『いつか眠りにつく前に』

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  いつか眠りにつく前に   EVENING  2007年 アメリカ/ドイツ制作 117分
 
あらすじ: 死の床にある老婦人アン(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)を2人の娘たちが見守る中、熱にうなされたアンは娘たちの知らない男性の名前を何度も口にする。そんな中、アンの記憶は1950年代のある出来事へとさかのぼっていく。親友の結婚式のため、海辺の町を訪れた彼女は運命の恋に落ちるが、その恋は取り返しのつかない悲劇を引き起こす。(シネマトゥデイ

現在と過去が交差する話なので、最初はちょっと混乱しました。

病で床についているアン(ヴァネッサ・レッドグレーブ)の娘が、


ヴァネッサとナターシャって実の親子なんですね。

回想シーンのライラ(メイミー・ガマー)と現在のライラ(メリル・ストリープ)も実の親子だそうで、

2組の親子が共演しています。

回想シーンのアンはクレア・デインズ、ライラの母親はグレン・クローズなので、

豪華女優陣の共演でもあります。


危篤状態のアンが思い出すのは、親友ライラの結婚式のため訪れた夏の別荘。

ライラの弟バディ(ヒュー・ダンシー)から、

ライラが本当に愛しているのはハリス(パトリック・ウイルソン)なので結婚を思いとどまらせてくれと頼まれるアン。

しかしハリスに会った瞬間から、自分も彼に惹かれているのを感じるのでした。


ベストセラー小説の映画化で、役者も豪華で危なげない出来栄え。

回想シーンのほうに力が入って、現在の娘との関係があまり描かれてないのが少し残念な気も。

嫌だなと思うようなシーン(責められたりするような)もなく、気持ち良く見終わります。

回想シーンの風景も美しい♪

パトリック・ウィルソン、ハンサムです( v ̄▽ ̄)