成長と再生 『ママの遺したラヴソング』

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Movie Plusでやっていて、スカーレット・ヨハンソンが出ていたので見てみました。

  ママの遺したラヴソング  A LOVE SONG FOR BOBBY LONG 2004年 120分

あらすじ: フロリダで怠惰な生活を送っていたパーシー(スカーレット・ヨハンソン)は、母親の死を聞き帰郷。ニューオーリンズの生家に戻った彼女は、ひょんなことから母親の友人だった元文学部教授のボビー(ジョン・トラヴォルタ)と、彼を慕う作家志望の青年ローソン(ゲイブリエル・マック)と共同生活を送ることになる。(シネマトゥデイ

コメディ以外のジョン・トラボルタは、どうもオーバーアクトな気がしてあまり好きではなかったのですが、

初老の役のこの映画では良い感じに油が抜けてきたかなとも思えました。


高校へも行かず、ボーイフレンドといい加減な生活を送っていたパーシー。

母親の死の知らせを教えなかったボーイフレンドに見切りをつけ、故郷へ帰ってきますが、

実家には母親の恋人だったボビーと、ローソンという青年が住んでいます。

絶対に出ていかないというボビーに、自分も同居するというパーシー。

激しく衝突しながらも、3人の共同生活が始まります。


母親に捨てられたと思っているパーシー。

またボビーとローソンもそれぞれ心に傷を持ってます。

いろんな感情が交錯しながらも次第に打ち解け、助けあい、本当の家族のようになっていく3人。

少女の成長と、人生をあきらめていた2人の再生の物語。

ありがちな話のようでもあるけれど、悪くないですね。


スカヨハは、この作品でゴールデン・グローブ賞(ドラマ部門)の主演女優賞にノミネートされてます。

ティーンエイジャーとは思えない、色っぽさです。

ローソン役のガブリエル・マクト、イケメンですね♪

デボラ・カーラ・アンガーは『ハリケーン』以来でした。

トラヴォルタはやはり、歌ったり踊ったりしてますね。

元文学教授だけあって、いろんな文学作品の一節が出てきます。

ニューオーリンズの自然とのんびりした暮らしぶりも見所かも。