最後まで革命家として生きた 『チェ 39歳 別れの手紙』
今日も祭日のレディスデーということで劇場は混んでいました。
ネットでチケット予約しておいて良かったです。
チェ 39歳 別れの手紙 CHE: PART TWO/GUERRILLA 2008年仏/西制作 133分 あらすじ: 1959年にキューバ革命に成功した後、国際的な名声を得たチェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)。しかし、チェ・ゲバラは変装した姿で家族と会い、最後の食事を済ませると、急に姿を消してしまう。そしてラテン・アメリカの革命を目指し、ボリビアを訪れるが……。(シネマトゥデイ)
結局ろくに勉強もしないまま見に行った後編ですが、
前編同様ドキュメンタリータッチは変わらず、
場面場面悩みながら見ることになりました。
わからないなりにも引き込まれてみた前編と違い、
知っている結果通りの後編は、見ていても辛いものがありました。
すべてが革命へと向かっていたキューバとはあまりにも違っていました。
そんな中、キューバの時と少しも変らない態度のチェは、
やはり真の革命家だったんだろうと思います。
ただ、あまりにも惜しい若すぎる死でした。
弔意を表すかのような無音のエンドクレジットに、
席を立つ人も少なかったですね。
前編と同じなはずなのに、映画が終わるころにはぶれる映像に少し気分が悪くなってしまいました。
それと、
フランカ・ポテンテはあまり気にならなかったのですが、
顔をよく知ってる俳優が出ていたのは、ドキュメンタリーから引き戻される感じで、
なんとなくそぐわない気がしました。
せっかくゲバラのことが少しわかってきたので、
また関連作など観てみたいです。