『幻影師アイゼンハイム』 愛を貫くトリックは
先日見た「プレステージ」と同じ頃作られたのかな?
舞台はウィーンとロンドンと違うものの、時代はどちらも19世紀末。
ステージの雰囲気なども似ていますが、こちらはラブストーリーでした。
幻影師アイゼンハイム THE ILLUSIONIST 2006年アメリカ/チェコ制作 109分 あらすじ: 魅惑的なイリュージョンで、大衆の心をつかむ幻影師アイゼンハイム(エドワード・ノートン)。ある日、彼の評判を聞きつけた皇太子レオポルド(ルーファス・シーウェル)が、婚約者のソフィ(ジェシカ・ビール)を連れて彼のショーを観覧。しかし、アイゼンハイムとソフィの間には、幼い日に身分の違いが原因で引き裂かれた過去があった。(シネマトゥデイ)
ポール・ジアマッティ演じるウール警部の視点で語られていきます。
幼い頃お互いに愛し合っていたのに引き裂かれたエドワードとソフィ。
成長したエドワードはアイゼンハイムと名乗りウィーンにやってきます。
彼のイリュージョンはすぐに評判になり、オーストリア皇太子まで見にくるほどに。
そこで皇太子の婚約者になっているソフィと再会します。
お互いを忘れていなかった2人は今度こそ一緒になることを誓うのですが、
ソフィとの結婚で王位の座を狙っている皇太子は彼女と別れるのを拒み、口論となります。
その翌日にソフィの死体が見つかり、アイゼンハイムは皇太子が犯人だと主張しますが証拠がありません。
それからはアイゼンハイムのイリュージョンが、交霊術のようになってきて・・・・・。
エドワード・ノートンはいつもながらなりきってます。
ジェシカ・ビールも最近出演作多くなってきました。
アイゼンハイムの才能を賞賛しつつも権力に逆らえないポール・ジアマッティも上手いですね。
残念ながら、ルーファス・シーウェルはまた憎まれ役の皇太子です。
時間も短めであっさりと仕上がってます。
オチの種明かしが一瞬なので、もう一度見直したい衝動にかられますね。
小さいこともお見逃しなく!