パズル・パレス by ダン・ブラウン
ダン・ブラウン原作の映画を見て、また原作を読み返したりしたもので、
棚にず~っと積まれていたこの本を、やっと読む気になりました。
ダン・ブラウンの4冊の既刊小説の中で、2006年と最後に翻訳されていますが、
この本が処女作なんですね。 1998年に書かれてます。
犯人は元NSA職員で、国家が勝手に通信を傍受できるという事実を公表するように迫ります。
公表しない場合は、そのスーパーコンピューターでも解読できない暗号ソフトを一般公開すると脅します。
犯人との交渉を考えたNSAの元に、犯人が既に死亡して、
暗号ソフトの解除キーが何者かの手に渡ったという知らせが。
優秀な暗号解読官スーザンと婚約者のデイヴィットはその騒動に巻き込まれ、
互いに別々の方法で解除キーを探すことになります。
設定は面白いんですが、処女作なのでちょっと粗い気もします。
コンピューターのソフトの話ですが、内容はそんなに難しくはないです。
ダン・ブラウンの4作とも読みましたが、
歴史や宗教がからんでいるラングドンシリーズの方が好みかな~(^^ゞ
ラングドンシリーズの次作に期待ですね♪