『ザ・スピリット』 スタイリッシュな映像はカッコイイんだけど

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アメコミ好きのアメリカ人の友人が絶賛してたんですよね~、これ!

なにげに楽しみにしてたんですけどね~(^_^;)

  ザ・スピリット   THE SPIRIT   2008年 103分

あらすじ: 殺された後で謎の復活を遂げ、愛する街セントラル・シティを守るために犯罪者たちと戦う仮面のヒーロー、スピリット(ガブリエル・マクト)。ある夜、怪しげな取引の通報を受けて現場に向かった彼は、宿敵オクトパス(サミュエル・L・ジャクソン)と死闘を繰り広げる。後日、現場にかつての恋人がいたことを知ったスピリットは動揺し……。(シネマトゥデイ

やっぱりこういうのは原作知らないとノレないんでしょうかね~。

ウォッチメン』はイケたんですけどね~

見事に外れましたね~。


アメコミ界の巨匠ウィル・アイズナー原作の同名グラフィック・ノベルを,

シン・シティ』『300』の原作者フランク・ミラーが実写映画化。

モノトーンを基調とした映像はかなりスタイリッシュで、

グラフィック・ノベルそのものという気さえします。


驚異的な回復力を持つ不死身のヒーロー”スピリット”と、

マッド・サイエンティストみたいな宿敵”オクトパス”との闘い。

スーパーマンレックス・ルーサーみたいな感じでしょうか(^^ゞ

スタイリッシュな映像に乗せて、ハードボイルドな語り口で話は進みます。

原作を知らないので、”スピリット”が何者か?が最大の謎でした。

謎解きとなる過去についてはちょっとセンチメンタルちっく。

現在はというと女性にモテまくり、くどきまくり。

ハードボイルドとセンチメンタルに、コミカルさも加わって、

なんとなく不協和音(>_<)

こういうのが好きな人は好きなんでしょうね~(^_^;)


主演のガブリエル・マクトは、覆面姿がロバート・ダウニー・Jrに似てるな~と思って見てました(^^ゞ

”オクトパス”のサミュエル・L・ジャクソンは、『バットマン』のジャック・ニコルソンを超えるワルノリぶり。

着物みたいな服を着たりして面白かったですけどね(^_^;)


タイプの違う美女が続々と出てきます。

フェロモン系の衣装の割に、お色気度はあまり高くなかったですね。どんまい (o・_・)ノ”(ノ_<。)


観終わって考えてみると、

特に取り立てるほどのアクションシーンもないし、ミステリーでもないし、

スタイリッシュな映像と凝ったキャラクターだけが印象に残ってました(^_^;)