『ノウイング』 予想外な展開
ディザスター・ムービーなんだけどサスペンス色が強くて、最後まで先が読めませんでした。
このポスターは、『宇宙戦争』に似てますね(・_・;)
ノウイング KNOWING 2009年 122分 あらすじ: 50年前の小学生たちが埋めたタイムカプセルから、数字が羅列されたメモを持ち帰った小学生ケイレブ(チャンドラー・カンタベリー)。彼の父親で宇宙物理学の大学教授ジョン(ニコラス・ケイジ)は、その数列を解析し、激しく動揺する。その数列は、実際に起きてきた過去の惨事と、これから先の未来に起こる災難を予知するものだった。(シネマトゥデイ)
小学校でタイムカプセルを埋めるところから話は始まります。
タイムカプセルというと、自分の将来を書いて埋めて10年後に自身が掘り出すというのかと思えば、
未来について自由に書いて50年後の生徒が掘り出して開けるというものでした。
妻を亡くし息子との二人暮らしがなかなかしっくりいってない大学教授のジョンは、
息子がもらったタイムカプセルの中の手紙の法則を見つけ愕然とします。
過去の災害と死亡者数が予言されたその手紙が自分の元へ届いたことに意味があると考えた彼は、
独りで真相を探し始めます。
予告で見たようなシーンが次から次へと出てくるのかと思えばそうでもなく、
他のディザスタームービーのように災害シーンはそんなになかったですね。
視覚よりも心理的な恐怖というか、ジョンの精神面の描写が大きいです。
妻の死から立ち直れていなく、息子の気持ちもよくわからない。
自分の父親とは絶縁状態で、妹や友人とも距離を置いている。
不器用ながらも息子を愛し、必死で息子を守ろうとするジョン。
ニコラス・ケイジは最近の映画の中の役のトーンが同じような気がします。
何か引きずってるテンション低い影のある役が続いてる気がしますね~。
そろそろ違うトーンの役もして欲しいと勝手な意見です(^_^;)
後半はちょっと宗教的な要素も感じ、
やはりこの映画もまた世紀末チックでした。
そして家族愛!最近のテーマとして多いですよね~。
なぜなんでしょ?(^^ゞ