サイレントへのオマージュ 『アーティスト』

 
フランス制作でハリウッドを描いたモノクロ・サイレント映画アーティスト
 
アカデミー賞5冠の話題作です!
 
 
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                              THE ARTIST          2011年仏 101分
 
あらすじ:1927年、ハリウッド。サイレント映画の大スター、ジョージ・ヴァレンティンは、彼に憧れる女優の卵ペピーと出会い、自身の主演作でエキストラの役を手にした彼女に優しくアドバイスをおくる。そんな中、時代はセリフのあるトーキー映画へと大きく変わっていく。しかしジョージは、自分は芸術家だと主張してサイレント映画固執、瞬く間にスターの座から滑り落ちることに。そんなジョージとは対照的に、時代の波に乗ってスターの階段を駆け上っていくペピーだったが…。                                      (allcinemaより)
 
 
サイレント映画って親世代だろうかと思い、ちょっと両親に聞いてみたら、
 
もうトーキーに移ってたようで(1927年っていったら昭和2年ですから、親は14年くらいの生まれだし^^;)
 
あまり記憶になかったようですが、子供の頃弁士が居た映画は見たことがあるとのこと。
 
私自身は、バスター・キートンチャップリンなんかのコメディを数本見てるくらいで(^_^;)
 
ロマンティックなものは見てないかな~。
 
日本のサイレントは、l高校時代に授業で『伊豆の踊り子』を見せてもらったことが(^^ゞ
 
ですのでサイレントについては、今回の『アーティスト』がほとんど初体験と言っても良いくらい。
 
この映画はカラーで撮ってからモノクロに変換してるとか、
 
1秒24コマのところを22コマで撮ってるとか、技術的なことは良くわからないけど、
 
昔の手法とは違うようです。
 
セットも音楽も俳優もその当時らしく、雰囲気は十分!
 
実は完全な無声って訳ではないんですが、そのシーンも凄く効果的に使われてます。
 
ストーリーはやはりわかりやすい!
 
映画の中で「サイレントはオーバーな演技」というセリフがありますが、
 
特にそんなこともなく、集中して見るためか 映画に入り込んで観れましたね。
 
なんといってもキャストが魅力的でした!
 
主演のジャン・デュダルジャンベレニス・ベジョはもちろん、
 
フランス映画なんでフランスの役者さんだけかと思っていたら、
 
 
 
そして忘れてならない犬のアギー♪第3の主役かも""ハ(^▽^*)パチパチ♪
 
シンプルなストーリーでしたが、2人のロマンスとジョージの復活をとても応援したくなりました!
 
ミシェル・アザナヴィシウス監督の他の映画も見てみたいですね!