『ブーリン家の姉妹』 ドロドロな内容のはずなのに案外あっさり

 
録画して放置してたんですけど、
 
シャーロック』のベネディクト・カンバーバッチが出てるみたいなので、やっと見ました!(^_^;)
 
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                    THE OTHER BOLEYN GIRL    2008年米/英 115分
 
16世紀、イングランド。国王ヘンリー8世は、王妃キャサリンとの間に男子の世継ぎが出来ず焦りを感じていた。そこに目を付けた新興貴族のトーマス・ブーリンは、長女アンを王の愛人に仕立てようと画策する。ところが、ヘンリーが見初めたのは、商家の息子と結婚したばかりの次女メアリーだった。ほどなくヘンリーはブーリン一家を宮中に住まわせ、メアリーを愛人に召し上げる。先に嫁いだ上に、王の愛人の座まで横取りされてしまったアンは、次第にメアリーに対して嫉妬と憎しみを抱き始めるが…。                        (allcinemaより)
 
 
もう4年前になるんですね。
 
時代物はどうも、勝手に敷居高いと思い込んでいてイケません(-_-;)
 
見るとそんなことなんですけどね。
 
 
エリザベス1世の両親の話ですね。
 
姉妹でヘンリー8世を取り合うことになってしまった。
 
当時としてはそう珍しい話でもなかったのでしょうが、
 
きっかけは権力を求めた伯父のノーフォーク公の策略から始まったところは、
 
日本の大奥なんかと変わらないですね。
 
世継ぎ問題もどの国も同じなんですね。
 
 
豪華なキャストで話題になりましたが、
 
頭が良く野心家のアンにナタリー・ポートマン、大人しくて純粋なメアリーにスカーレット・ヨハンソン
 
当時はアンとメアリーの役が反対の方がしっくりくるんじゃないかと思ってましたが、
 
これはこのキャストで正解でしたね。
 
ヘンリー8世はエリック・バナ、女性に翻弄されて気の毒に見えるから不思議(^_^;)
 
ベネディクト・カンバーバッチはメアリーの最初の夫役で、まだ初々しい感じ。

 
 
 
自分自身で追い詰められていくアン、家族に対して献身的なメアリー、
 
アンの悲劇は歴史的にも有名ですが、
 
重すぎず、キャストも楽しめる歴史ドラマでしたね。