『裏切りのサーカス』 このストーリーにこのキャスト!これは見ないと!

 
裏切りのサーカス』がようやく公開
 
楽しみにしていたんだけど、あまりにも遅いので、もうDVDにしようかな~とも思ったのですが、
 
ベネディクト・カンバーバッチ出てるので(しつこい?^^;)劇場鑑賞
 
イメージ 1
                   TINKER TAILOR SOLDIER SPY   2011年英/仏/独 128分
 
あらすじ:英国のMI6とソ連KGBが熾烈な情報戦を繰り広げていた東西冷戦時代。英国諜報部<サーカス>のリーダー、コントロールは、長年組織に潜んでいるソ連の二重スパイ“もぐら”の情報を掴むも独断で作戦を実行して失敗、責任をとってサーカスを去る。コントロールの右腕で彼とともに引退した老スパイ、スマイリー。ある日、英国政府のレイコン次官から“もぐら”を突き止めろという極秘の指令が下る。ターゲットとなるのは、コードネーム“ティンカー”、“テイラー”、“ソルジャー”、“プアマン”という4人の組織幹部。さっそく信頼を置くかつての部下ピーターらと組み、調査を開始するスマイリーだったが…。                   (allcinemaより)
 
 
ロシア・ハウス』、『ナイロビの蜂』など映画化されているものも多いジョン・ル・カレ
 
元MI6の経歴を持つカレの人気スパイ小説「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」の映画化
 
主演のゲイリー・オールドマンがアカデミー主演男優賞ノミネート他、脚色賞、作曲賞にノミネート。
 
 
70年代ロシアとの冷戦下、「サーカス」と呼ばれている英国諜報部幹部の中にダブルスパイ(もぐら)が居る、
 
との情報を掴んだリーダー、コントロールジョン・ハート)。
 
もぐらの正体を暴くために部下のジム・プリドー(マーク・ストロング)をハンガリーに送り込むも、
 
逆にジムがやられてしまう。
 
この失敗の為にコントロールと腹心のスマイリー(ゲイリー・オールドマン)は引退させられ、
 
コントロールは死去。
 
そんなとき、実働部隊であるスカルプハンター(通称:首狩人)のリッキー・ター(トム・ハーディ)が、
 
政府の情報機関監視役であるオリバー・レイコン(サイモン・マクバーニー)にもぐらの存在を伝える。
 
レイコンはスマイリーを呼び出し、真相の究明を依頼。
 
スマイリーは腹心のピーター・ギラム(ベネディクト・カンバーバッチ)と共に調査を始める。
 
サーカスの幹部にもぐらが居ると睨んでいたコントロールは、幹部にコードネームを付けていた。
 
パーシー・アレリン(トビー・ジョーンズ)=「ティンカー(鋳掛け屋)
 
ビル・ヘイドン(コリン・ファース)=「テイラー(仕立屋)
 
ロイ・ブランド(キアラン・ハインズ)=「ソルジャー(兵隊)
 
トビー・エスタヘイス(デヴィット・デンシック)=「プアマン(貧乏人
 
そしてスマイリーもまた「ベガマン(乞食」として候補に含まれていたことを知る。
 
 
ってな具合に、名前はいろいろ出るわ、コードネームは出るわで、ちょっとこんがらがります(^_^;)
 
それほど過去でもない回想シーンも挟まれ、その見分けも必要なので集中しますね(・_・;)
 
ダブルスパイの話だけでも複雑なのに、
 
サーカス内の人間関係やメンバーの私生活なども描かれるのに、
 
話が逸れることなく結末に向かっていくので、わかりにくいってこともないです。
 
よく2時間程度で納められたなと感心します。
 
作者のカレも感心した、『ぼくのエリ 200歳の少女』のトーマス・アルフレッドソン監督の手腕でしょうね。
 
 
とにかくイギリス名優勢揃ってます。
 
主演のゲイリー・オールドマンは実際は56歳くらいだと思いますが、
 
ジョン・ハートと同じくらいの初老ぶりで、セリフ少ないながら真実を見とおす眼が印象的。
 
久しぶりに悪役じゃないマーク・ストロング(^_^;)
 
コリン・ファースは両刀ってことですよね~(・_・;)
 
カンバーバッチはブロンドでシャーロックとは全然違うけど、出番多くて良かった( ̄ー ̄)ニヤリ
 
こちらもブロンドで印象の違うトム・ハーディも良かったです!
 
 
ストーリーは理解できたんだけど、見落としてることがありそうで
 
もう1度じっくり見たいですね。
 
推理物は結末が分かってから見るのも、また楽しいですしね♪
 
 
実は、
 
空いてたのにわざわざ隣に座ってきた女子2人組が、動き回るは携帯付けるわで、
 
気が散ってかなりムカつきました(-_-~)むかむか