『ウルフマン』 母親の死から始まる呪われた運命

 
公開当時早々にネタバレで、見そびれていて、
 
今頃なんとなく見たんですけど、これは面白かったですよ!
 
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                   THE WOLFMAN        2010年 102分
 
あらすじ:1891年、舞台俳優として活躍するローレンス・タルボットは、兄ベンの婚約者グエンから兄が行方不明になったとの報せを受け、25年ぶりに英国ブラックムーアの生家タルボット城に帰ってきた。そして、母の死を機に疎遠となっていた父ジョンに冷たく迎えられ、無惨な姿に変わり果てた兄の遺体と対面する。悲しみと怒りに震え、自ら犯人を突き止めようと、兄が流浪民から買った遺留品のメダルを手掛かりに彼らのキャンプへ向かうローレンス。しかし、今宵は満月の夜。村には満月の夜に謎の殺人鬼が出没するという不吉な伝説があった。はたしてそれは現実となり、流浪民のキャンプが襲撃され、ローレンスも瀕死の重傷を負ってしまう。何とか一命を取り留めるローレンス。しかし、彼の体にはある異変が起きていた。ローレンスを襲った謎の殺人鬼の正体はウルフマンで、彼も満月の夜にウルフマンに変貌する宿命を負ってしまったのだ。そんな我が身に抗えず翻弄されるローレンスには、さらなる過酷な現実と驚愕の真実が待ち受けていた…。                (allcinemaより)
 
 
主演のベネチオ・デル・トロは製作にも名前がありました。
 
1941年の『狼男』のリメイク,、主演はロン・チェイニー・ジュニアベラ・ルゴシも出てたみたい。
 
ロンドンの舞台に出ていた俳優のローレンスのところへ、弟の婚約者グエンが訪れる。
 
弟が行方不明であることを知らされたローレンスは故郷の田舎町ブラックムーアへ戻るが、
 
時すでに遅く、弟は無残な死体で見つかっていた。
 
弟の死の真相を求めてジプシーを訪ねるローレンス。
 
満月のその夜、ジプシー達は何者かに襲われ、追いかけたローレンスも深手を負ってしまうのだが、
 
数日で回復、村人たちはローレンスが呪われていると引き渡すよう要求する。
 
不可解な事件を解決するために、ロンドンからもアバライン警部が送り込まれる。
 
 
ジャック・ザ・リッパーのいる頃のビクトリア朝の偏狭な田舎町、迷信深い村人
 
ゴシックな雰囲気満載で妖しい満月も美しい
 
狼男はCGではなく特殊メイクで、リック・ベイカーはこの年のアカデミーメイクアップ賞を受賞してます。
 
 
ローレンスにベネチオ・デル・トロ、彼の父親にサー・アンソニー・ホプキンスという不思議な組み合わせ
 
グエンに『アジャストメント』のエミリー・ブラント、この人は時代物の方があうかも、綺麗です!
 
ジプシー役でジェラルディン・チャップリン、使用人シンにアート・マリック
 
アバライン警部にヒューゴ・ウィーヴィングマックス・フォン・シドーが意味深に1シーン出てきます。

監督は『キャプテン・アメリカ・ザ・ファーストアベンジャー』のジョー・ジョンストン
 
 
内蔵が飛び散ったりするんですけど、画面が暗めでそれほど目立たなくてホッ!(^_^;)
 
犯人やローレンスの生い立ちなどサスペンス色が強くて、ただのモンスター物にはなっていないのが良い♪
 
アンソニー・ホプキンス演じる父の意図や目的がちょっと理解しづらいかな(・_・;)
 
欲を言えば、ベネチオ・デル・トロにもうちょっとフェロモンたっぷりに演じて欲しかったけど( ̄∀ ̄*)イヒッ
 
いろんな要素が入っていて、雰囲気もあって良かったです!