『レ・ミゼラブル』 圧巻のパフォーマンスに酔いしれる
『レ・ミゼラブル』観てきました!
役者達の歌と演技に感動しつつも、高揚感は舞台の方があると思い、
家に帰ってから「レ・ミゼラブル10周年記念コンサート」のDVDを引っ張り出して見ると、
映画の方が断然良かったです!ヾ(;´▽`Aアセアセ
(と言いながらも「10周年記念コンサート」のラストでもまた(T∇T) となってしまいましたが^^;)
LES MISERABLES 2012年英 158分
あらすじ:19世紀のフランス。1本のパンを盗んだ罪で投獄され、19年間を監獄の中で生きたジャン・バルジャン。仮出獄した彼は再び盗みを働いてしまうが、司教の優しさに触れ、心を入れ替えると決意する。過去を捨て、マドレーヌと名前も変えながらも正しくあろうと自らを律して生きていくバルジャン。やがて市長にまで上り詰めるが、法に忠誠を誓うジャベール警部に自らの正体を見破られ逃亡を余儀なくされる。その一方で、薄幸の女性ファンテーヌから託された彼女の娘コゼットに深い愛情を注ぎ、美しい女性へと育てていくバルジャンだったが…。
(allcinemaより)
『レ・ミゼラブル』は自分の中ではよく観ている作品で、
ミュージカルは'97年にロンドンの"Palace Theater"で観てるだけなんですけど、
後は’98年リーアム・ニーソン主演の映画版と上記の「10周年記念コンサート」をDVDで。
今回の映画化はアラン・ブーブリルのミュージカル版を忠実に映画化していて、
歌も耳馴染みがあるものばかり。
ライブで歌と演技を同時にしながらの撮影、感情がこもったパフォーマンスに圧倒されます。
もう全編息を詰めながら観終わった感じでした。
ヒュー・ジャックマンもアン・ハサウェイも上手いのは分かっていましたが胸を打たれましたね。
エボニーヌの歌は条件反射的に泣けるのですが、サマンサ・バークスも良かったし、
マリウスのエディ・レッドメインの熱演も素晴らしい!
マダム・テナルディエのヘレナ・ボナム=カーターの上手いのは『スウィニー・トッド』で証明済みですが、
テナルディエのサシャ・バロン・コーエンがビックリするくらい上手かったですね!
ジャベールのラッセル・クロウは歌は上手いんですが、ミュージカルの発声法ではない感じ。
トム・フーバー監督がジャベールの役に最初ポール・ベタニーを希望していたというのを知って、
ポール・ベタニーのジャベールも見てみたかったと(^^ゞ
「10周年記念コンサート」でもジャン・バルジャンを演じてますが、
短い登場時間でも断トツに上手かったですね。流石!
皆さんおっしゃっるように、歌うキャストのアップが多いので、リズムが単調になるというのは有ると思いますが、
この映画版が今まで見た中で一番、キャストそれぞれの背景に入り込めた気がします。
実は今までエボニーヌがテナルディエ夫妻の娘だと気づいてなくて(>_<)
ジャベールの自殺も腑に落ちてなかったのですが、この映画でなんとなくわかった気がしました(^_^;)
最初からハンカチが手放せないというほどではなかったですが、
結構泣かされました!(T_T)
ラストはもう特に(T∇T) ウウウ
最後の最後の「民衆の歌」のシーン、
アンジョルラス達の想い描いた革命はこれだったんだよな~と思い、また(ToT) ウルルルー
かなり浸りました。
何度か観たい作品ですね。
「25周年記念コンサート」も見なきゃ!(^^ゞ