『マンハッタン』 ウディ・アレン的恋のから騒ぎ
”ラプソディー・イン・ブルー”が流れる冒頭(下の映像)をチラッと見たら惹き込まれて、
そのまま全編見てしまいました(^^ゞ
MANHATTAN 1979年 96分
あらすじ:アイザックは、TVライターとしては売れっ子だったが、シリアスな小説に転向しようと産みの苦しみの最中。彼は粋なレストランで友達とダベっている。共にテーブルを囲むのは大学教授のエールと妻のエミリー。そして、現在、彼が同棲中の17歳の高校生トレーシー。どちらかと言えば彼女の方が夢中で、これ以上深みにハマるのを彼は恐れている。過去に二度の結婚に失敗している彼。最初の妻は麻薬に溺れ、次の妻ジルは彼と一児を設けながら、レズビアンに走った。現在の彼の最大の悩みはジルが彼との生活を暴露した小説を書こうとしていること。ある日、彼はMOMAを見物中のエールが連れていた浮気相手のメリーに恋をする。雑誌のジャーナリストの彼女の似非インテリ臭さは鼻持ちならないが、再びパーティで出合った二人は完全に意気投合。夜が白み始めるまでマンハッタンを散策するのだが……。 (allcinemaより)
42歳のアイザックは17歳のトレイシーと付き合っているが、彼女の若さが気になっている。
2度の離婚歴があり、1度目の妻は薬に走り、2度目の妻は同性に走ったこともトラウマに。
家庭持ちの親友のエールから、彼が不倫しているメリーという雑誌編集者を紹介され、
最初は考え方感じ方の違いに反発するが、次に再会した時には、なんとなく意気投合してしまう。
彼女のパートナーにカレン・アレン、エールにマイケル・マーフィー、エミリーにアン・バーン。
自分に夢中なトレイシーを可愛いと思いながらも、その真摯さに腰が引けているアイザック
未成年な彼女の父親よりも年上なことで体裁も気になる。
知的で同世代の会話もできるメリーに惹かれ、トレイシーに別れを告げる。
メリーと別れるためアイザックにメリーを勧めたエールは、メリーを諦めきれずエミリーと別れ、
メリーに振られたアイザックはトレイシーとよりを戻そうとするが、失恋は彼女を大人にしていました。
夜明けのマンハッタンを散策しながら恋に落ち、恋を取り戻すためにマンハッタンを疾走する。
愛しているという言葉を免罪符のように振りかざし、エゴを主張し合う大人たちに比べ、
純粋に愛を信じているマリエル・ヘミングウェイの美しさが際立つ。
マリエルを今までそんなに綺麗に思ったことなかったけど、この映画の彼女は綺麗でした。
モノクロでも美しいマンハッタンの映像と音楽がまた合ってますね~!
この映画の後で放送していた『ハンナとその姉妹』もなんとなく再見。
改めて豪華なキャストでしたね~!
やはり大人の恋のドタバタだけど、
やっと面白さがわかってきたかも(^^ゞ