『食堂かたつむり』 新感覚のファンタジー?
珍しく邦画
某TV番組が絶賛していて知った、小川糸の原作本「食堂かたつむり」。
食べ物系の話はそれだけで十分そそられるので、いつか読んでみようと思っていたら、
食堂かたつむり 2010年 119分
あらすじ:失恋のショックで声を失った倫子は、疎遠だった母ルリコが暮らす田舎へと戻る。昔から自分勝手で今も小さなブタをペットとしてかわいがるような自由奔放なルリコのことが、倫子は子どもの頃から好きになれなかった。そんな彼女は自慢の料理の腕を活かして小さな食堂を始める。客は一日一組だけ。決まったメニューはなく、客のリクエストからイメージを膨らませて独創的な料理へと仕上げていく。やがて、倫子の作る料理は幸せをもたらすと噂が広まり、彼女の食堂は評判となっていくのだが…。 (allcinemaより)
食べ物をとおしてのお客の悩みを癒す的な話かと思っていたら、
まあそおいうシーンもあるんだけど、ちょっとぶっ飛んだファンタジーでした!
おっぱい山の麓の田舎町で育った倫子は母親と2人暮らしだったが、母と折り合いが悪く、
中学卒業と同時に家を出て祖母のもとで暮らし、祖母が亡くなった後は、いろんな店で修業しながら
食堂を開店する夢を持っていた。同じ夢を持つインド人の恋人と同棲していたが、
ある日仕事から帰ると部屋はもぬけの空、失恋のショックで喋れなくなった倫子は仕方なく実家へ戻り、
実家の納屋を改装して食堂を始める。
食堂かたつむりで食事をすると願いがかなうという噂が流れ、一時は繁盛するのだったが・・・・・。
監督は富永まい
原作を読んでいないので、世界感が同じなのかどうかはわかりませんが、
映画はアニメも使ってファンタジー色が強いですね。豚も話すし(^_^;)
料理にはあまり重点おかれてない感じ、レシピとか見たかったんだけど(^_^;)
癒し系というより、母と娘が絆を取り戻すヒューマンな話でした。
キャストはそれぞれ良かったです!
首をかしげるシーンもいくるかあるけれど、最後は(゜ー?)ホロリとします。