『ライジング・ドラゴン』 安定のジャッキーブランド
DVDスルーしようかと思っていたんだけど、やはり劇場向けだと思い観てきました!
ジャッキー・チェンの映画を劇場で要るのは2008年の『ドラゴン・キングダム』以来かな~(^_^;)
ジャッキー映画の集大成って感じでしたよ!
十二生肖/CHINESE ZODIAC 2012年香港 124分
あらすじ:19世紀の清王朝時代。列強の進出により、十二支をモチーフにした国宝のブロンズ像“十二生肖”が略奪され、散逸してしまう。そして現代、世界中に散らばった12体のブロンズ像は、それぞれが高額で取引されていた。アンティーク・ディーラーのマックス・プロフィット社は12体すべてを手に入れるべく、その収集を“アジアの鷹”と呼ばれるトレジャー・ハンターのJCに依頼する。高額の報酬に惹かれて依頼を受けたJCは、さっそく精鋭メンバーによる特殊チームを結成すると、秘宝を追って世界各地へと繰り出していくのだったが…。
(allcinemaより)
JCはチームを組みハイテク機器を使って絵画や美術品を盗みだすプロ。
自分の趣味や主義で盗む訳ではなく、ディーラーに依頼されてオークションで売りさばくためのもの。
戦争時に略奪された中国清王朝の12支像を集めるよう依頼され、
パリ、南太平洋、中国へと飛びまわる。
ハイテク装備で首尾よく美術品を手に入れた後、お約束のドタバタな脱出っぷり。
中国王朝の秘宝を奪ったのが英仏連合軍ということで、パリへ。
パリで出逢った天然系女性(これもお約束^^;)のキャサリンと、
国宝の返還活動をしている美術品鑑定士のき真面目な女性(これもお約束^^;)ココと共に、
中国から凱旋する途中沈んでしまった船を捜しに南太平洋へ。
この辺がトゥームレイダー系のトレジャー・ハント物っぽいですが、
『トゥームレイダー』の様にスマートに行かないのがジャッキー流(^_^;)
12支と共に金塊も見つけたJC達だったが・・・・・。
監督・製作・脚本・主演のJCがジャッキー・チェン、ジャッキーアクション健在、いつもながら身体張ってます!
JCのチームメンバーに、意外にもクォン・サンウ、彼見たさにうちの母親も観に行きました(^_^;)
JCに依頼するディーラーにオリバー・プラット、なぜか息子役がアジア系(^_^;)
主要国が英仏中なので、会話に英語とフランス語と中国語が入り混じります(^_^;)
私は字幕版で観ましたが、吹替え版だとこの辺どうなるのかな?(^_^;)
アクションシーンがユーモラスでテンポが良いのもジャッキー印。
お約束のドタバタで笑わせてくれます。
女性どおしの格闘シーンもやっぱりあるし。(^_^;)
ストーリー展開に必然性はあるものの、なんとなくスッキリ流れないのは、
チームメンバーの内輪もめとか、いろいろ詰め込み過ぎだからと思いますが、
逆に綺麗にまとまるとジャッキー映画じゃないかもね(^_^;)
クライマックスの空中ダイブシーンには手に汗握りました!
NG集も健在なので、エンドクレジット始まっても席は立たないように!
ジャッキーの歌も聴けますよ♪( ̄∇ ̄)ニヤッ
そうそう、NGの中で敵のスタントパートもジャッキーが演じているシーンが出てきて、
『大脱走』撮影時のスティーヴ・マックィーンみたい、と思いました(^^ゞ