『009 RE:CYBORG』 現代に甦った”サイボーグ009”


オリジナルキャラと見た目があまりにも違うので、劇場鑑賞を見送っていた『009 RE:CYBORG

(まあ公開も、かなり遅かったんですけどね^^;)

BOXSET買った従妹が貸してくれたので、ようやく観ました!

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                  009 RE:CYBORG     2012年 103分

あらすじ:2013年の現代。ロンドン、モスクワ、ベルリン、ニューヨークはじめ、大都市の超高層ビルが次々と爆破テロで崩壊する。かつて世界の危機を何度も救ってきた9人のサイボーグ戦士たち。今はそれぞれの故国に戻り、別々に活動していた彼らが、この未曾有の危機を前に再び生みの親ギルモア博士のもとに呼び戻されようとしていた。ところが最強のリーダー、009こと島村ジョーは、過去の記憶を消して高校生としての生活を送っていた。                                                       (allcinemaより)


1964年、石ノ森章太郎によって誕生した傑作SF漫画「サイボーグ009

そのオリジナルは、TVアニメで見たりコミックのいくつかのエピソードは読んだことがあったものの、

サイボーグ戦士が生まれた経緯など、ちゃんとしたストーリーは知らずに見ていました。

今回特典映像を見て初めて経緯がわかったレベル( ̄∀ ̄*)イヒッ

TVアニメは面白くて見ていたものの、特に強い思い入れがあった訳ではないのですが、

今回の映画の作画はかなりオリジナルから変わっているので、見つまではかなり違和感だったんですけど、

すぐに慣れましたね。


石ノ森章太郎の未完の原作を基に、『攻殻機動隊』シリーズの神山健治監督が映画化。

舞台は現代2013年。世界のあちこちで高層ビルの爆破テロが続いている。

最初、009こと島村ジョーが高校生なのに驚きΣ(゜ё゜)なぬ!!、

しかも爆破テロの犯人っぽいΣ(・ε・|||)え!?

どうしてどうして?と思っているうちにドンドン映画に惹き込まれていきます。


知らない人のために、軽くメンバー紹介しておくと(オリジナル設定で)、

001:イワン(ロシア)、赤ん坊で喋れないためテレパシーを使う。赤ん坊なのですぐ寝てしまう(^_^;)
002:ジェット・リンク(USA)、空を飛べる!元不良、ヤンキー、鼻が異常に高い(長い^^;)
003:フランソワーズ(フランス)、紅一点、大抵001の世話をしている。
004:アルベルト・ハインリヒ(ドイツ)、全身武器、白眼、銀髪のマッシュルームカット。
005:ジェロニモ(USA)、ネイティブ・アメリカン、無口で力持ち。
006:張々湖・ちゃんちゃんこ(中国)、おとぼけキャラ、火を噴く!
007:グレート・ブリテン(イギリス)、お笑いキャラ、何にでも変身できる。
008:ピュンマ(アフリカ)、水中戦が得意な青年。
009:島村ジョー(日本)、リーダー、加速装置でマッハ5で動ける。


冷戦が終わり世界が一見平和になり、不要と言われ解散した”サイボーグ009”たち。

テロという新たな脅威のために再集結するはずが、

結局最後まで全員で戦うことにならないところが、逆に凄い!(」゜ロ゜)」ナント!

テロというのが実は~というところは、ちょっと哲学的っぽいのが微妙だけど(・_・;)

好きだったジェットとアルベルトが活躍するので、満足でした(^^ゞ

最後のジョーの絶叫はやり過ぎな気がしなくもない(^_^;)

その前で終わっておいた方が良かった気もするけど、

次作のことも考えると~なラストに落ち着いた印象。

でも、アクションよりサスペンスな部分が多くて、面白かったですよ!

リアルさも上手く出ていて、これはこれでアリでした!