『サイド・エフェクト』 ストーリーもだけどルーニー・マーラーの健闘にビックリでした!


スティーヴン・ソダーバーグ監督の『サイド・エフェクト』、遅れて公開となったのを観ました!
ソダーバーグ監督の劇場映画はこれが最後とか言われていますが、
恋するリベラーチェ』も来月公開になるし、その辺どうなんでしょう?

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                  SIDE EFFECTS     2013年 106分

あらすじ:ンサイダー取引の罪を犯した最愛の夫マーティンの収監に心を痛めた若妻エミリー。うつ病に苦しめられた末、ようやくマーティンが出所した矢先に自殺未遂を起こして入院する事態に。そんなエミリーの担当となった精神科医のバンクスは、彼女に新薬を処方し、症状の改善を図る。ところが新薬の副作用で夢遊病を発症したエミリーは、ある時ついに夢遊病の状態で夫を刺殺してしまう。担当医のバンクスは薬を処方した責任を追及され、窮地に追い込まれるが…。                 (allcinemaより)


題名の意味は”副作用”。
薬の副作用によって起こった事件とその真実を明らかにするサスペンス。

病院のERに出張していた精神科医のバンクスは、自殺未遂を起こしたエミリーを診察する。
エミリーの夫マーティンはインサイダー取引の罪で4年間服役しようやく出所したばかり。
エミリーは以前からうつ病を患っており、バンクスの診療所で治療を受けることになる。
処方した薬の効果が表れないため、彼女の以前の担当医シーバート博士とも相談し、
新薬を処方する事にしたバンクスだったが、新薬の副作用で夢遊病状態になったエミリーは、
無意識のうちにマーティンを刺殺してしまう。

バンクスにジュード・ロウ、『コンテイジョン』の時とは逆に追い詰められていきます。
エミリーにドラゴン・タトゥーの女』のルーニー・マーラ、いろんな顔を見せて、ちょっと驚きました。
シーバート博士にキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、最初から胡散臭い(あまり好きじゃないからかも^_^;)
マーティンにチャニング・テイタム、これでソダーバーグ組に仲間入りかな。

ソダーバーグ監督の作品は、『トラフィック』にしろ『コンテイジョン』にしろ、
リアルでシリアスな重めのテーマが多いのですが、入り込んで観てしまいますね~。
監督のスタイルが好きなんでしょうね。
オーシャンズシリーズの遊び心もも好き^^;)
中盤まで、薬の副作用の深刻さを暴き、製薬会社を追い詰める様な話なのかと思っていたら、
予想外の方向に話が転び、バンクス君独り負けで終わるのかと思えば、
またもう一展開ありました!
映画評にあるアルフレッド・ヒッチコック監督作品のテイストを感じられる演出というのは、
正直気付かなかったんですけど、とっても濃厚な106分を堪能して満足しました(#^.^#)
ソダーバーグ監督にはTVだけでなく劇場映画でも頑張って欲しいです!