『ハンガー・ゲーム2』 ピータの一途さに心撃たれちゃうんですよね(T_T)


新年1作目は、12月27日から公開で年末に観そびれていた『ハンガー・ゲーム
やっと観てきました!

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            THE HUNGER GAMES: CATCHING FIRE  2013年 147分

あらすじ:第74回“ハンガー・ゲーム”で奇跡の優勝を遂げ、無事に故郷の第12地区に凱旋を果たした“炎の少女”カットニス。そんな彼女を待っていたのは、民衆の熱狂的な歓迎だった。圧政に苦しむ彼らは、カットニスの戦いに勇気を得て、政府に対する反乱の機運がかつてないほどに高まっていた。しかし、独裁者のスノー大統領はこの状況にただ手をこまねいてはいなかった。カットニスを抹殺するため、彼はある秘策を用意する。それは、次回の第75回記念大会に歴代優勝者24名による史上初の“グランドチャンピオン・バトル”を開催するというものだった。こうして、自らの意に反して再び戦いの場へと引きずり出されてしまったカットニスは、もう一度生きて還るため、百戦錬磨の最強チャンピオンたちに立ち向かっていくのだったが…。                                                 (allcinemaより)


スーザン・コリンズのヤング・アダルト小説「ハンガー・ゲーム」3部作。
2作目の「ハンガー・ゲーム2 燃え広がる炎」を前作に引き続き映画化。
主要メンバーは前作から継続、新キャラもなかなか面白いメンバーが揃っています。

本国アメリカでは1作目『ハンガー・ゲーム』は400億を超え、2作目も既に375億円を突破。
最終話である3作目は今流行りの前後篇になるようですが、まだまだ勢いは止まりそうもありません。
対して日本では、洋画不振もあってか前作は5億どまり。
今作も私地方では字幕1館、吹替え1館、1日に2回だけという地味な上映(>_<)
かろうじて地上波で前作を年末に放送していたのが、どれくらい興行に反映するでしょうか。

前作を観てからご覧になることをお薦めしますが、簡単に前作のあらすじを。
独裁国家ネムは富裕層が暮らす首都キャピトルと貧困層が暮らす12の地区から成り立っている。
以前は13地区まであったが、反乱を起こしたために第13地区は消滅。
それ以降反落を抑制するための見せしめとして、各地区12~18歳の男女1名づつを毎年選出し、
選ばれた者は”ハンガー・ゲーム”というサバイバルゲームで、
1名の勝ち残りが決まるまで戦わなければならない。
第12地区で選ばれたカットニスとピータは、ゲームの裏をかき前代未聞の2名での勝者となったが、
カットニスの戦いを観て触発された貧民層から、反乱の兆しが見え始める。

主役のカットニスに今やオスカー女優のジェニファー・ローレンス
教育係ヘイミッチにウッディ・ハレルソン、エフィーにエルザベス・バンクス
コスチュームデザイナーのシナにレニー・クラヴィッツ、などは前作引き続き。
今作はゲームメイカーのブルタークにフィリップ・シーモア・ホフマン、前作のヒットで大御所登場!
第4地区のフィニックに『パイレーツ・オブ・カリビアン』で宣教師だったサム・クラフリン
第7地区のジョアンナに『エンジェル・ウォーズ』のジェナ・マローン
第3地区はジェフリー・ライトアマンダ・プラマーという曲者コンビ。

カットニスのカリスマ性に恐怖を抱いたスノー大統領によって、
またハンガー・ゲームに出場する羽目になるカットニスとピーター。
映画前半はゲーム出場となるまでの流れ、後半はハンガー・ゲームという展開。
私は前作を観てから小説を3部作全巻読んだので流れはわかっているのですが、
こういう話は映像で観ないとなかなかピンときませんね(^^ゞ
ぶっちゃけ原作はカットニスがグズグズ悩んでいる間に、周囲の人々が戦い成長していく印象で、
映画の方が面白いです。個人的には( ̄∀ ̄*)イヒッ
カットニスと幼馴染ゲイルとゲームで共に生き抜いたピータとのトライアングルラブの行方や、
前作とは違うハンガー・ゲームの内容・戦い方、各キャラのそれぞれの想いなど、
いろんな要素があり、前作より世間の評価は高いようですね。
なまじ原作を読んじゃっていると、感情面がちょっと薄く感じてしまうのですが、
ストーリーを知らない方は意外な展開に驚くでしょう。
内容を思い出しながら観た自分も、映画の中に惹き込まれている瞬間がありました。
ただ基本的に、気分が高揚する話ではないし、思いっきり3作目へ引っ張りますので、(原作も同じ)
その辺は踏まえて観てくださいね(^_^;)