『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 天晴れディカプリオ!


今日は朝一で『ウルフ・オブ・ウォールストリート』を観てきました!
3時間近くあるのに怒涛の勢いで、衰えるところがまったく無かったですね(;´・`)>フゥ...

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             THE WOLF OF WALL STREET  2013年 179分

あらすじ:80年代後半のウォール街。証券マンのジョーダン・ベルフォートは26歳で会社を設立すると、富裕層をカモにそのモラルなき巧みなセールストークで瞬く間に会社を社員700人の大企業へと成長させ、自らも年収49億円の億万長者となる。ドラッグでキメまくり、セックスとパーティに明け暮れた彼のクレイジーな豪遊ライフは衆目を集め、いつしか“ウォール街の狼”と呼ばれて時代の寵児に。当然のように捜査当局もそんな彼を放ってはおかなかったが…。                         (allcinemaより)


凄く破天荒な内容ですけど伝記映画、実話です。
ジョーダン・ベルフォート回想録『ウォール街狂乱日記 - 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』の、
映画化権をブラッド・ピットと争った末にレオナルド・ディカプリオが手に入れ、
ゴールデン・コンビのマーティン・スコセッシ監督で映画化。

ほぼ無一文から20代で億万長者にのし上がり、30代で逮捕されるまでの、
セックスとドラッグと金にまみれた人生を描きます。
使われたFワード506回、ほとんどのシーンに裸やセックス。そんな訳でR18+。

ウォール街で働き始めたジョーダンは、いよいよこれからという時にブラックマンデーで、
せっかく入った会社が倒産。妻と子を抱え途方に暮れるが、くず株を扱う会社へ入り、
その後街のチンピラを集めて証券会社を設立、株の売り込み方を教え込み会社はどんどん大きくなる。
仲間たちと共にドラッグとセックス漬けで贅沢三昧な暮らしを満喫していたが、
会社の異常な成長率からFBIに目を付けられ、次第に追い詰められていく。

しょっぱな出て来るマシュー・マコノヒーが既にかなりイっちゃっていて(・。・;
彼の(即興で作ったらしい)歌がエンディングにも使われていて頭の中をぐるぐるしてます(-◎_◎-)
金を儲けないと人間じゃないという洗礼を受け、”ウォール街の狼”と呼ばれるようになる、
ジョーダン・ベルフォートを演じるのはレオナルド・ディカプリオ。ゴールデン・グローブでは主演賞受賞。
ジョーダンに弟子入りするドニーにジョナ・ヒル、いろんなものを出し切ってました(@´ε`@)うへぇ
ジョーダンの父親にロブ・ライナー、顧問にジョン・ファブローと2人の監督も参戦。
スイス銀行頭取に『アーティスト』のジャン・デュジャルダン、 他マーゴット・ロビーなど。
ジョーダン・ベルフォート本人も最後のシーンでカメオ出演しているとか。

こんなハイテンションが3時間近く続く映画をよく作りますよね~、スコセッシ監督!
金の亡者ではなく、金儲けにとりつかれた男の話。
自分が逮捕されそうな危機に陥っても金儲けが止められない。
金儲けをするためにドラッグを使い、セックスをし捲り、素面では死なないと言いきってる(^_^;)
そんな男をディカプリオが熱演。
ゾンビ・レオとかポパイ・レオとか未だかつてないディカプリオが観られます!( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
成功と転落の物語なのに悲壮感はまったくなく、転落していく後半の方が笑えるとは。
人間ってホント愚かだな~、を実感!
音楽の選曲も相変わらず良くて、"Mrs Robinson"が一番のツボでしたヾ(≧д≦)ノうひょひょ♪
3時間まったく苦にならず、よく笑えましたね。
さてオスカーはどうなるでしょうね。