『リトル・ランボーズ』 『スタンド・バイ・ミー』とまではいかないけど、可愛い映画


HDD録画消化中、 少年武闘派編(←嘘です^^;)


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                   SON OF RAMBOW     2007年英/仏 94分

あらすじ:1982年のイギリス。郊外の町に暮らす少年ウィルは、父親のいない家庭に育った小学5年生。家族が戒律の厳しい教会に属しているため、テレビや映画はおろか、ほとんどすべての娯楽を禁じられる窮屈な日々。それでも持ち前の豊かな想像力で健気に生きていくウィル。そんなある日、ひょんなことから学校きっての悪ガキ、リー・カーターと知り合う。そして、彼の自宅で生まれて初めての映画「ランボー」を観て、強い衝撃を受ける。すっかりランボーに夢中のウィルは、リーが兄のビデオカメラで作ろうとしていた自主映画に参加、自ら“ランボーの息子”になりきって主演するのだが…。      (allcinemaより)


銀河ヒッチハイク・ガイド』のガース・ジェニングス監督が、自らの少年時代の体験をモチーフに
少年たちの友情と成長を描いた映画。

アーミッシュの様に音楽も映画も禁じられた宗教を信仰している家のウィル少年は、
学校の授業内でのビデオも観ることが出来ないため廊下で自習をしていると、
廊下で立たされていた学校一の悪ガキ、リーと出会う。
リーの家で初めて映画『ランボー』を観たウィルは、リーと一緒に大会に出す自主映画作りをとおして、
孤独だった2人は親友となることを誓う。
学校にやってきたフランスからの交換留学生がウィルの脚本に興味を持ったことで、
2人の友情に次第に溝が出来始める。

ウィル役のビル・ミルナーは4年後に『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』で少年エリックを演じ、
リー役のウィル・ポールターは3年後に『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』で、
従弟のユースチスを演じています。
この頃は2人とも、まだまだ子供っぽいですね。
エイサ・バターフィールド君も出ていたようですが気付かず(>_<)
エドガー・ライト監督も教師役で出ていたらしいのですが、これまた気付かず(>_<)

原題は”ランボーの息子”。
男の子にとってランボーって、そんなに熱くさせられるものなんだろうか(^_^;)
大人しいウィルがランボーにインスパイアされて大変な事に( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
学校ではいたずら三昧なのに、家では兄にこき使われているリー、
映画を撮りながら、お互い孤独だった2人は正反対なタイプながら親友になる。
ところが、ひょんなことからウィルが人気者となったためにリーと仲たがい。
いろいろありながらも、最後には2人の仲も互いの家族の問題まで丸く収まるハッピーエンディング♪

リーの風貌が『スタンド・バイ・ミー』のリバー・フェニックスを想いださせるのですが、
こちらは意外と甘めのラスト、『スタンド・バイ・ミー』の様な切なさはないけど、
これはこれでなかなか可愛らしい映画でした。