『エスケープ・アーティスト 無罪請負人』WOWOWにて


英国BBCで昨年放送されたサスペンスを、
WOWOWで一挙放送していたので見てみました。
主演はデヴィッド・テナント

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       THE ESCAPE ARTIST   2013年

あらすじ:ロンドン。優秀な法廷弁護士ウィルは裁判で負けたことがなく、“無罪請負人”の異名を取る。私生活では妻ケイトや幼い息子ジェイミーと幸福に暮らしていた。
そんな彼に、ある殺人事件で容疑がかかったリアムを弁護する案件が舞い込む。「誰にでも弁護を受ける権利がある」という信条のもと弁護を引き受けるウィル。どこか異常な面があるリアムに対し、本当に無罪なのかを疑いつつも、ウィルは検事の主張する証拠に不備を見つけ無罪判決を勝ち取る。
その後、リアムから握手を求められるも、ウィルは彼の殺人容疑への疑念が晴れておらず、それを拒む。これをきっかけに異常者のリアムからウィルは家族を執拗に狙われてしまう。ウィルになす術はないのか。果たしてウィルは家族を守ることはできるのか……。 (WOWOWより)


無罪請負人というニックネームが付いているほどやり手の法廷弁護士ウィルは、
リアムという殺人容疑の男を弁護する事になる。
自分は無実だというリアムの言葉を信じたウィルは無罪を勝ち取るが、
実は犯人だったリアムに妻を殺されてしまう。

というショッキングな展開。
1時間✖3話構成で、1話ではウィルによるリアムの弁護。
2話ではウィルの証言によって逮捕されたリアムを、ライバル弁護士が保釈。
残された息子をリアムの手から守りつつ、リアムの犯罪を立証するため奔走し、
3話で思わぬ大どんでん返し!今風に言うと”倍返し!”の結末。

ウィルを演じるデヴィッド・テナントは「ドクター・フー」の10代目ドクター。
私は人気のある「ドクター・フー」シリーズを見ていないので、
ハリー・ポッターと炎のゴブレット』や『フライトナイト/恐怖の夜』で
彼は見てるくらい(; ・`д・´)
彼が主演のロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの舞台「リチャード2世」が、
イオンシネマで今年1月に上映されていましたね。
(もちろん四国で上映なんてありません(´Д⊂ヽ)

1話目は嫌な展開になりそうな気配が濃厚で、あまり気が進まなかったのですが、
リアムとウィルの頭脳合戦に、ウィルとライバル弁護士とのせめぎ合い。
ウィルの勤める事務所内でもNo.1のウィルの失脚を望んでいる者も。
人間の心理も描いたサスペンスとなっていました。
終盤のリアムとの対決、最後に分かる種明かしも意外で、
尻上がりに面白くなっていきました。

5月18日に再放送があるようですので、
興味が有る方はぜひ!
http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/104964/#intro