『ベネディクト・カンバーバッチ ホーキング』(TVM)


ベネディクト・カンバーバッチ ホーキング
(タイトルに名前入っちゃいましたね( ̄∀ ̄*))
以前ディスカバリーチャンネルで放送したのを見ていたのですが、
吹替放送だったので、今回円盤化されたので再見しました!

イメージ 1
Hawking 2004年英 89分

あらすじ:1963年イギリス。ケンブリッジ大学院で理論物理学を学んでいるスティーヴン・ホーキングは、自宅で21歳の誕生日を迎えていた。ほのかに恋心を寄せるジェーンの存在と、彼の好奇心を満たす宇宙の研究。その将来は、順風満帆かに思えた。そんな中、突如スティーヴンは脳の命令が筋肉に伝わらないALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症。身体の筋肉は次第に衰弱し、余命は2年と宣告される。両親は、スティーヴンを支えるのは今まで通りの生活だと思い、彼を大学院に戻す。しかしその身体は、溺れるように自由が利かなくなっていった。彼は、その恐怖を打ち消すかのように研究に没頭するが…。 (アルバトロスサイトより)


今年はエディ・レッドメインが若きホーキング博士を演じる映画も作られていますが、こちらは2004年に作られたBBCのTV映画。

最初に事実を基にしたフィクションであるとクレジットが出ますが、スティーヴン・ホーキング博士が21歳でALSを発症し、余命2年と宣告されながらも研究に没頭し、ジェーンとの恋のゆくえや、後に一緒に特異点定理を完成させるペンロープとの出会い、博士論文を完成させるまでを描いています。

ホーキング博士を演じるのはタイトルどおりベネディクト・カンバーバッチ、この演技でモンテカルロ・テレビ祭で主演男優賞を受賞。ルックスではエディ・レッドメインの方が本人に似てる気もしますが、若坊ちゃんの可愛らしさ爆発です(*´∀`)
ケンブリッジの教授役で「SHERLOCK」S1E3「大いなるゲーム」でケニー・プリンス役のジョン・セッションズ、S1E2「死を呼ぶ暗号」で学友セバスチャン役のバーティ・カーベル、『スタートレック・イントゥ・ダークネス』のアリス・イヴ、他にマイケル・ブランドンなど。

ノーベル賞受賞を待っている2人の男性のインタヴューから始まります。最初はこの2人が何者なのか分からず見ていくのですが、最後に彼らが何で受賞する事になったのかが、ホーキング博士と結びついてきます。この脚本の構成で、ただの伝記映画に捻りが加わっています。スティーヴンが風呂の中で息を止めている時間を計るシーンが何度か出てきますが、ALSが呼吸器に影響するという説明を聞いた彼が、自分の病状の進行を確認しているのか、呼吸器を鍛えようとしているのか、印象的なシーンです。段々病状が進んでいく事に対する恐怖と怒りがありながらも、自分が信じた研究に打ち込み、ユーモアもあり未来と幸せを諦めない姿勢が清々しい作品です。




ベネディクト・カンバーバッチホーキング博士のドキュメンタリー番組のナレーションもして、ご本人にもお会いしている様です。
そんな彼がALSの研究を支援するために寄付を募ったアイスバケツチャレンジ


Welldone!( ̄m ̄〃)ぷぷっ!