『シン・シティ』 この街では愛さえも闘い
あらすじ：＜EPISODE 1＞――その屈強な肉体と醜い容姿から誰も近づこうとしない仮出所中のマーヴ。彼は、一夜の愛をくれた高級娼婦ゴールディを何者かに殺され、復讐に立ち上がる…。＜EPISODE 2＞――罪から逃れるため過去を捨てシン・シティに身を潜めるドワイト。ある時、昔の恋人ゲイルが仕切る娼婦街で警察官が殺されるトラブルが起こる。発覚すれば警察との協定は破棄され、娼婦たちは窮地に陥る。彼女たちを救おうと一肌脱ぐドワイトだが…。＜EPISODE 3＞――街の実力者の息子を相手に正義を貫くハーティガン刑事。しかし、相棒の裏切りに遭い無実の罪で投獄される。８年後、出所した彼はかつて救い出した少女ナンシーに再び危機が迫っていることを知り、最後の戦いへと向かう…。（allcinemaより）
フランク・ミラーの同名コミックを、ロバート・ロドリゲスとフランク・ミラーが共同監督して映画化。劇場鑑賞当時は知りませんでしたが、クエンティン・タランティーノが一部分監督しています。
コミックのイメージそのままに映画化したいと考えたロバート・ロドリゲス監督は、全編グリーンスクリーンで撮影。背景はCG合成。モノクロ映像に一部カラーが挿入された演出がノワールな雰囲気を漂わせています。
ストーリーはセリフより主人公の語りで説明されていき、３つのパートに一人づつメインのヒーローが居ます。
またオープニングとエンディングにジョシュ・ハートネット（最近見かけませんね）演じるパート有り。
１つ目のエピソードのヒーロー、マーヴにミッキー・ローク、ゴールディにジェイミー・キング、イライジャ・ウッド、ルドガー・ハウアー、カーラ・グギノ他。
２つ目のエピソードのヒーロー、ドワイトにクライヴ・オーウェン（彼目当ての鑑賞でした♪）、ベニチオ・デル・トロ、ロザリオ・ドーソン、マイケル・クラーク・ダンカン、デヴォン・青木、ブリタニー・マーフィー他。
３つ目のエピソードのヒーロー、ハーティガンにブルース・ウィリス、ジェシカ・アルバ、マイケル・マドセン、ニック・スタール、パワーズ・ブース他。
フランク・ミラーも神父役でカメオ出演。
ハードボイルド物なので、ほとんどがバイオレンスシーンだし結構エグイシーンも有るのですが（ロドリゲスだし(￣▼￣|||) ）モノクロなのでそれほど見辛くはありません。でもR15+。
一番好きなシーンはクライヴ・オーウェンがベニチオ・デル・トロの死体を運ぶシーンなんですが、このシーンがクエンティン・タランティーノ監督シーンとのこと。どうりで笑えませす(￣ｍ￣〃)ぷぷっ! まあ、言われるまで気づいてはいなかったんですけどね（￣∀￣*）ｲﾋｯ
女を守って男たちは散って逝ったはずなのですが、さて続編はどうなのか？
クライヴ・オーウェンが出ていないのが残念！
