『ランナウェイ/逃亡者』『レッド・ドーン』


録っては見て、見ては録って、我ながらギリギリの自転車操業です( ̄▼ ̄;アハッ・・
今回のテーマは、革命に生きた若者たち、とその後。

ランナウェイ/逃亡者

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THE COMPANY YOU KEEP  2012年 122分

あらすじ:1969年。ベトナム戦争反対を訴える過激派グループ“ウェザーマン”は、政府機関への襲撃などその活動を先鋭化させ、FBIの最重要指名手配犯となるが、ほどなく彼らは忽然と姿を消す。それから30年、ある日突然、元メンバーの一人が逮捕される。そのニュースに接した弁護士のジム・グラントは最愛の娘を弟に託し、逃亡を図る。彼の正体は、ウェザーマンのメンバー、ニック・スローンだった。一方、地元紙の野心的な若手記者ベン・シェパードは、そんなジムの足取りを追い、30年前の事件の真相に迫っていくが…。(allcinemaより)


意外な結末へ向かう上質なサスペンス、ロバート・レッドフォード監督作品。

1969年当時ベトナム戦争反対を訴え、政府機関へ襲撃を行っていた過激派グループ”ウェザーマン”。銀行を襲撃した際誤って警備員を射殺してしまい、実行犯は指名手配となった。30年後姿をくらましていた指名手配者3人のうち1人が逮捕され、地方新聞の記者であるベンは真相を探っているうちに、もう1人の指名手配者に気づく。

レッドフォード監督作だからか、新旧揃った豪華キャスト。
指名手配されている3人、ニック・スローンにロバート・レッドフォードシャロン・ソラーズにスーザン・サランドン、ミミ・ルーリーにジュリー・クリスティ
3人を追う新聞記者のベンにシャイア・ラブーフ、新聞社の上司にスタンリー・トゥッチ、FBIにテレンス・ハワードアナ・ケンドリック、その他にクリス・クーパーブレンダン・グリーソンリチャード・ジェンキンスニック・ノルティサム・エリオットなど。

かつての仲間を頼って逃げるニック、逃げることが目的かと思えば、他に目的が有りました。ニックを追い、彼の目的を探りながら他の秘密も突き止めてしまうベン。
当時ベトナム戦争反対運動を行った動機の背景や、登場人物それぞれのドラマと想いも興味深い。主要キャストが少々年配過ぎる気もしますが、1人1人の登場時間は少ないながらも存在感はバッチリです。シャイア・ラブーフもすっかり復活してますね。






レッド・ドーン

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RED DAWN  2012年 96分

あらすじ:海兵隊員のジェドは休暇で帰郷し、家族や友人たちと旧交を温める。ところが翌朝、街は北朝鮮軍に侵攻され、瞬く間に占領されてしまう。ジェドや弟のマットはじめ、辛くも逃げ出した若者たちは近くの山へと向かい、身を隠す。なんと、わずか1日でアメリカ全土が北朝鮮の手に落ちてしまったのだった。若者たちは、軍経験者のジェドを中心に、北朝鮮にゲリラ戦で徹底抗戦することを決意するが…。(allcinemaより)



1984年製作のジョン・ミリアス監督作『若き勇者たち』のリメイク。
オリジナルを見たかどうか、もう忘れちゃってます(・・A;)あせあせ

オリジナルはソ連キューバニカラグアの共産圏連合軍が侵攻してきましたが、こちらは北朝鮮ってところがなんとも(; ・`д・´)しかも背後にロシアの影が( ̄▼ ̄|||)
突然、北朝鮮軍に侵攻されたアメリカ、抵抗した住民は捕虜収容所に送られ、他は軍の監視の元で生活。なんとか逃げ出した数名の若者たちは自分たちの故郷を取り戻すため武器を持って革命軍”ウルヴァリンズ”として立ち上がる。

オリジナルではパトリック・スウェイジが演じていたジェドにクリス・ヘムズワースチャーリー・シーンが演じていた弟マットはジョシュ・ベックC・トーマス・ハウエルの役にジョシュ・ハッチャーソンリー・トンプソンの役にイザベル・ルーカス、ジェニファー・グレイの役にエイドリアンヌ・パリッキハリー・ディーン・スタントンの役がブレット・カレンなど。オリジナルのキャストたちが懐かし~い。

北朝鮮アメリカ全土を掌握できるくらい軍隊が居るのかとか、つい考えてしまいますね( ̄∀ ̄*)イヒッ まあそこは突っ込まないとしても、いくらゲリラ戦とはいえそんな数名の革命軍で?とか、どうしてもいろいろ突っ込んでしまうのですが、方法が良いかどおかは置いといて、頑張る若者たちをつい応援してしまいますね。仲間が一人二人と次々に倒れていく中で必死に戦う彼らに刺激され、続く者が現れるという王道な展開に安心しますし、お約束な最後にもホロッとさせられた単純な奴です(´Д⊂ヽ