『アビエイター』 賛否別れた1作


ケイト・ブランシェット出演映画、3本見た中の1本。
主演作ではありませんが、見逃した当時の話題作。

アビエイター

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THE AVIATOR  2004年 169分

あらすじ:18歳で亡き父の石油掘削機の事業を引き継ぎ大富豪となったハワード・ヒューズ。1927年、21歳の彼は、その莫大な財産を全て注ぎ込み、航空アクション映画「地獄の天使」の製作に着手。30年に同作を完成させると大ヒットを記録し、ハワードは一躍ハリウッド・セレブの仲間入りを果たす。やがて、人気女優キャサリン・ヘプバーンと出会い、2人は恋に落ちる。彼はその後も次々とヒット作を生み出す一方、航空会社TWAを買収し、自らの操縦で世界最速記録を次々と更新するなど、大空への夢も実現させていく。こうして順風満帆な人生を謳歌するハワードだったが…。(allcinemaより)



第77回アカデミー賞11部門ノミネート5部門受賞。ケイト・ブランシェット助演女優賞を受賞しています。

実在したアメリカの大富豪ハワード・ヒューズの波瀾の半生を描いた伝記ドラマ。
ハワード・ヒューズは映画監督として名前を知っているくらいだったので、大金持ちで飛行機も作った人だったとは知りませんでした。(・・A;)あせあせ

ハワード・ヒューズレオナルド・ディカプリオ、この映画は10年前くらいなのに、随分若く感じました。最初は21才から演じているので特にそう感じたのかも。
キャサリン・ヘップバーンケイト・ブランシェット、雰囲気出てますね。
エヴァ・ガードナーケイト・ベッキンセールジーン・ハーロウに”ノー・ダウト”のグウェン・ステファニーエロール・フリンジュード・ロウのキャスティングも楽しい。(本人たちの映画はあまり見ていないんですけどね(・・A;)あせあせ)
他にジョン・C・ライリーアラン・アルダアレック・ボールドウィンイアン・ホルムダニー・ヒューストンウィレム・デフォーアダム・スコットなど。
監督はマーティン・スコセッシ

風立ちぬ』を最近見たところだったので、飛行機を作るシーンでビス(?)の形に拘るところなんか興味深かったですね。こちらは戦争で儲ける気満々でしたが、理想の飛行機という夢に懸けているところは共通していたかも。
強迫性障害を抱えていたのは痛々しかったですね。
映画と飛行機という2つの夢を同時に叶えようとしたエネルギーには驚嘆しましたが、女性とは長続きしなかったようですね。常に何かを追いかけていないといけなかったのでしょうね。
ラストは彼の孤独を表していたのでしょうか。夢を叶え夢に生きた男というよりは、障害に苦しんだ方が強烈な印象を残しましたね。