『ミスティック・アイズ』 狂気を感じる役も良いんですけどね(^_^;)


昨年、地域によっては公開されたのですけど、こちらは公開なく、DVD買ってはいたのですが、内容が好みから外れていそうで見るのを躊躇していたのを、やっと見ました。

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WRECKERS  2011年英 85分

あらすじ:若い夫婦デイヴィッドとドーンは、デイヴィッドが少年時代を過ごした田舎町に引っ越してくる。静かな環境で早く赤ちゃんを授かりたいと願う2人だったが、そんな夫婦の前にデイヴィッドの弟ニックが現われる。帰還兵だというニックは心を病んでおり、問題行動を繰り返す。最初はそんな義弟を迷惑がっていたドーンだったが…。(allcinemaより)



原題は「破壊する者」という意味だとか。
仲睦まじいと思われていた夫婦が、夫の弟の出現により、次第にほころびていく様を描く心理サスペンス。

教師である夫デイヴィッドの故郷の田舎町で、優しい夫と幸せな家庭を築いていたドーン。ある日デイヴィッドの弟ニックが訪ねてくる。行くところのない帰還兵のニックをしばらく泊めることになるのだが、ニックが現れてから優しかった夫に影が見え始め・・・・・。

デイヴィッドにベネディクト・カンバーバッチ、『つぐない』のチョコレート王に次ぐ怪しい役( ̄∀ ̄*)イヒッ ファンからいつもラブシーンに色気が足りないと言われている彼ですが、この映画ではまあまあ( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
ニックにショーン・エヴァンス、ドーンにクレア・フォイ
監督はD・R・フッド

キャストと演技は良いのですが、ストーリーは内容が白黒ハッキリつけるのではなく匂わせる程度で、不信感や何か起こりそうな不安を募らせるような作り。戦地のPTSDにより病んでいるニック、子どもの頃彼を虐めていたという村人たち、田舎町の閉塞感や陰湿な雰囲気に息が詰まります。
デイヴィッドとニックの関係や、彼らの過去にも秘密があるようでスッキリしませんが、個人的にはドーンの衝動的な行動にそれはいかんだろうと!(>_<)
ゴーン・ガール』ほどのショッキングではないですが、後味のもやもや感は似ているかも(;-_-) =3 フゥ