『ヴィクトリア女王 世紀の愛』『マリー・アントワネットに別れをつげて』


雨なので録画消化に精出しました。歴史物2本。


ヴィクトリア女王 世紀の愛

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THE YOUNG VICTORIA  2009年英/米 102分

あらすじ:
19世紀のイギリス。ウィリアム国王の姪ヴィクトリアは、筆頭の王位継承者として幼い頃から常に厳重な警護と監視の下に置かれ、息苦しい生活を強いられてきた。そして、いよいよ国王が病に倒れると、ヴィクトリアを巡る権力争いは一層激しさを増していく。ベルギー国王レオポルドの命を受けてヴィクトリアに近づいたアルバートも、そんな次期女王の夫の座を狙う一人に過ぎなかった。ところが、ヴィクトリアの美しさに心を奪われたアルバートは、自分の気持ちを正直に打ち明けたことで、かえってヴィクトリアの信頼を得るようになる。そんな中、ついに国王が逝去し、わずか18歳で女王に即位するヴィクトリアだったが…。(allcinemaより)



イギリス史上最も繁栄した時代を築いた女王ヴィクトリアの若き日に焦点を当て、政争やスキャンダルなどさまざまな試練に見舞われながらも、その都度絆を深めて乗り越えてゆく夫アルバートとの美しくも純粋な愛の軌跡を描く伝記ドラマ。

この映画の発案者は、エリザベス女王の次男、ヨーク公アンドルー王子の元妻セーラ・ファーガソンヴィクトリア女王アルバート公の孫の孫の孫にあたるヨーク公爵令嬢ベアトリス王女が侍女役で出演しているそうです。
第82回アカデミー賞では衣装デザイン賞を受賞。

ヴィクトリア女王役にエミリー・ブラント、18歳はちと苦しかった(・・A;)
他に、ルパート・フレンドポール・ベタニーマーク・ストロングミランダ・リチャードソンジム・ブロードベントトーマス・クレッチマンイェスパー・クリステンセンなど。監督はジャン=マルク・ヴァレ

英国歴史を知らないので少々まごつきました( ̄∀ ̄*)イヒッ
幼くして王位継承権があったヴィクトリアは母親の彼氏が摂政となろうとするのを拒み即位。即位後も実権を握りたい周囲の圧力に巻き込まれながらも真実の愛を見つけたというような内容。
恋愛ドラマとして爽やかにまとめてますが、史実通りなのかは分かりません。(^_^;)
でも豪華な面子で一見の価値はありました。








マリー・アントワネットに別れをつげて

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LES ADIEUX A LA REINE/FAREWELL, MY QUEEN  2012年仏/西 100分

あらすじ:
1789年フランス、パリのベルサイユ宮殿。少女シドニーマリー・アントワネットに本を読み聞かせる“読書係”。王妃に心酔し、彼女のためなら身も心も捧げる気持ちだった。しかし当のマリー・アントワネットは、ポリニャック夫人に夢中。シドニーの前でも夫人への胸を焦がすような恋心を隠そうともしなかった。折しも、宮殿の外ではバスティーユが陥落し、286名のギロチンリストなるものが出回っていた。そこにはアントワネットばかりか、王妃の寵愛を受けるポリニャック夫人の名前も。夫人の身を案じたアントワネットは、読書係のシドニーに夫人の身代わりになるよう命じるが…。(allcinemaより)



フランス革命に揺れるベルサイユ内部を、王妃マリー・アントワネットに仕えた朗読係の少女というユニークな視点から綴ったシャンタル・トマによるフランスのベストセラー「王妃に別れをつげて」を映画化した歴史ドラマ。

レア・セドゥが出ているということで鑑賞。マリー・アントワネットの読書係という役どころ。まだ少女っぽいです。マリー・アントワネットにはダイアン・クルーガー。他にはヴィルジニー・ルドワイヤン、グザヴィエ・ボーヴォワなど。
監督はブノワ・ジャコー

王女の読書係から見たフランス革命とう視点が新鮮。マリー・アントワネットという絶対的な存在に少女が心酔してしまうのもよく分かるし、マリー・アントワネットの気分屋な感じも上手く出ていました。
少女の淡い恋心の結末はほろ苦かったです。