『ジェイソン・ボーン』 酔いやすい方はご用心


ジェイソン・ボーン』をIMAX2Dで観ました。
画面が揺れるという噂は聞いていたけど、IMAXでは大丈夫だったのであまり心配せず、普段より少し後ろめに座ったくらいでしたが、油断してたところに久々にきました。後半はふらふらでした(>_<)
酔いやすい方は気をつけてくださいね。

イメージ 1
JASON BOURNE 2016年 123分

あらすじ:
全ての記憶を取り戻したジェイソン・ボーンが消息を絶ってから何年もの月日が経ったある日、元同僚のニッキーはギリシャに潜伏している彼との接触を試みる。ニッキーはハッカーグループと手を組み、CIAのサーバーから極秘情報を盗み出していた。その中には“トレッドストーン計画”の全貌とそれに関わったボーンの父親の情報も含まれていた。しかしCIA長官のデューイはニッキーの足取りを追跡し、ギリシャに凄腕暗殺者アセットを送り込む。そんな中、野心を秘めたCIAの若手エージェント、ヘザー・リーは、強引なデューイとは距離を置き、ボーンを再びCIAに引き戻そうと画策するのだったが…。(allcinemaより)



ボーン・アイデンティティー』『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』のボーンシリーズ3部作から9年経っての続編。(『ボーン・レガシー』は別枠)
3作目の『アルティメイタム』は先週BSジャパンでやっていたのでおさらいしておきました。吹替でしたけど。すっかり忘れていたので丁度良かった。( ̄∀ ̄*)イヒッ

ボーンの記憶がないところから始まり、記憶を取り戻すために戦っていたこのシリーズ。前作で記憶を取り戻し、CIAの暗殺者養成プログラム“トレッドストーン”についても公に暴露され、決着は付いていました。
本作ではかつて彼が“トレッドストーン”に自ら志願した理由が明かされます。

ジェイソン・ボーンマット・デイモン、『アイデンティティ』の頃は30代前半だった彼も14年経ちすっかり中年に。アクションはやはり少なめ。
同じくニッキー役でシリーズにずっと出ているジュリア・スタイルズ。今回こそと思ったけど不憫な彼女。(/ _ ; )
今回のCIAの長官はトミー・リー・ジョーンズ、野心的な分析官リーにアリシア・ヴィカンダー、ボーンを付け狙うスナイパーにヴァンサン・カッセル
監督はシリーズ3度めのポール・グリーングラス

アテネのデモの喧騒の中でニッキーとボーンが再会するシーンはこのシリーズらしくてドキドキ、無事に逃げきれるかでハラハラ。と出だしは良かったのですが~。
今までずっとボーンを助けてくれていたニッキーが前作以降何のために動いていたのかわからず、マリーと同じような退場の仕方にちょっと不満。( ̄-  ̄ ) うーん
結局彼女とボーンのきっかけもはっきりしないまま。
そのうちに揺れる画像で気分が段々悪くなり~(-_-;)
クライマックスのラスベガスのシーンは確かに迫力あって見どころですけど、今までのボーンシリーズではヤマカシの様な生身の体を使ったアクションが売りだったはずで、なんか違うな~という気持ちで一杯に。
ボーンを助けるためとはいえリーもあっさり人を殺すし、殺しをなるべくしない様にしていた今までの路線とも違う。
現代に合わせた側面と”トレッドストーン”との流れもちぐはぐというか、とってつけた感満載。
面白くないわけではないけれど、自分が期待していたボーン映画とは違っていましたね。