『カレンダー・ガールズ』 『バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち』


溜まった映画のレヴューを!と言いながら、また1週間経ってしまった!
(・・A;)あせあせ

引き続き、ずいぶん前に自宅鑑賞したのでやはり簡単レヴューで。


カレンダー・ガールズ

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CALENDAR GIRLS 2003年 108分

あらすじ:
ヨークシャーの田舎町ネイプリー。主婦たちの社交の場はもっぱら地元の婦人会。大親友のクリスとアニーもこの婦人会のメンバーだったが、あまりにも平凡すぎる退屈な毎日に、最近疑問を感じ始めていた。そんなある日、アニーの夫ジョンが白血病で亡くなってしまう。悲しみに暮れるアニーを励ます狙いもあって、クリスは突拍子もないアイデアを口にする。なんとそれは、毎年恒例の婦人会カレンダーを製作するに当たって、今年は自分たち自身がモデルのヌード・カレンダーをつくろうというもの。そして、その売上げをジョンが世話になった病院に寄付するというのだ。最初は誰も相手にしなかったが、徐々に有志が集まり始め…。(allcinemaより)


実話ベース。
99年、イギリスの小さな田舎町で世界初の“婦人会ヌード・カレンダー”が製作され、30万部を売上げ大きな話題となった話が基。

公開された当時はまだヘレン・ミレンのこともよく知らず、劇場鑑賞に至りませんでした。他にもハリポタシリーズではロンのお母さんを演じているジュリー・ウォルターズキアラン・ハインズペネロープ・ウィルトン、ジェラルディン・ジェームズなど、今ではあ~あの人と思う方達がずらり。
英国舞台で英国俳優が揃っているのに、アメリカ映画というのがなんとも。(^_^;) 
有名になってアメリカに呼ばれる経緯もありますが。
映画は、女性同士の友情や、家族のあり方など描かれ、ユーモアもありほのぼの。
エンディングはモデルとなった本物のカレンダー。





バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち

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20 FEET FROM STARDOM 2013年 90分

解説:
音楽界のトップスターを陰で支えてきたバックシンガーたち。ステージでメインの位置と彼女たちの距離はわずか20フィート(約6メートル)あまり。しかしその差は圧倒的であり、絶対的。実力だけならトップ・シンガーに引けを取らないにも拘わらず、ソロシンガーとして成功を手にした者はほんの一握りだけ。本作は、そんなバックシンガーたちにスポットを当て、その偉大な功績と知られざる葛藤を見つめた音楽ドキュメンタリー。フィル・スペクターの作品群で活躍したダーレン・ラヴや、ローリング・ストーンズ『ギミー・シェルター』のレコーディングに参加したメリー・クレイトンをはじめ、歴史的名曲の数々で美しいハーモニーを響かせてきたバックシンガーたちへのインタビューに加え、ブルース・スプリングスティーンミック・ジャガーら、彼女たちの重要さを認めリスペクトするスーパー・スターたちの証言を通して、挫折を乗り越え歌い続ける彼女たちのドラマティックな人生を浮き彫りにしていく。(allcinemaより)



こちらはドキュメンタリー映画
第86回(2014)アカデミー賞ドキュメンタリー長編賞受賞作。

複数のバックシンガーたちを取り上げ、当時のライブ映像、彼女たちと共演したスター達に聞いた彼女達を起用する理由、そして彼女達自身へのインタヴューを織り交ぜ、それぞれの生き方、仕事の捉え方、人生観などを見つめています。
実力はスター以上、それなのにバックコーラスであることに対してのそれぞれの思い、誇り、自信。ソロになることへの挑戦・成功・挫折、そして今。
スターになるには、決して実力だけではないのですよね。
カリスマ性やタイミング、いろんな要素が合わさってスターとなる人は、やはり選ばれた者なのですよね。
そうでない者はどうするか、いろいろ考えさせられました。