『ドクター・ストレンジ』常識はおいてゆけ！

世界から３ヶ月遅れの公開初日、IMAX３D字幕版で観ました！
世界興行収入が『アイアンマン』を抜き、マーベルの単独ヒーローものとしては
最大のヒット作となりましたが、果たして日本ではどうなのか。
私はイケると思います！( v￣▽￣)

DOCTOR STRANGE 　2016年　115分

あらすじ：ニューヨークの病院で働く天才外科医、スティーヴン・ストレンジ。ある日交通事故に遭い、両手に外科医としては致命的な負傷をしてしまう。一瞬にしてその輝かしいキャリアを失った彼は、あらゆる治療法を試し、最後にカトマンズの修行場カマー・タージに辿り着く。そこで神秘の力を操る指導者エンシェント・ワンと巡り会った彼は、未知なる世界を目の当たりにして衝撃を受け、ワンに弟子入りする。そして過酷な修行の末に魔術師として生まれ変わったストレンジ。そんな彼の前に魔術の力で世界を破滅に導こうとする闇の魔術師カエシリウスが現われ、人類の存亡をかけた戦いの渦に巻き込まれていくストレンジだったが…。（allcinemaより）

"マーベル・シネマティック・ユニバース"(MCU)シリーズ第14作品目。
主人公ドクター・ストレンジは元天才脳外科医の魔術師。
時空や時間を操りながら、宇宙のエネルギーを使った武器や体術で、世界を救います。でもまだ見習い。(￣▽￣)

最高の脳外科医と自負していたスティーヴン・ストレンジはある日自動車事故により手術が出来ない両手に。自身の目標も存在意義も失った彼は、たどり着いたカマー・タージでエンシェント・ワンから心の目を開かれ、未知の世界へ踏み込んでいく。

ドクター・スティーヴン・ストレンジにベネディクト・カンバーバッチ、ハリウッド超エンタメ大作初主演♪大丈夫！ちゃんとやってます！(￣ｍ￣〃)ぷぷっ!
実はドーマムゥも演じているとか。(￣▽￣)
ストレンジの師となるエンシェント・ワンにティルダ・スウィントン、原作コミックでは男性ですが、ミステリアスでお茶目な感じが彼女にぴったり。
ストレンジの先輩となるモルドにチュイテル・イジョフォー、『それでも夜は明ける』でもベネディクトと共演してました。
ダークサイドに堕ちてしまったカエシリウスにマッツ・ミケルセン、舞台挨拶に緊急来日してくれました。『ローグ・ワン』に続き、人気急上昇中ですね。
ストレンジの同僚のクリスティン・パーマーにレイチェル・マクアダムス。
その他ベネディクト・ウォン、スコット・アドキンスなど。
監督は『ＮＹ心霊捜査官』のスコット・デリクソン。

正直なところ、魔法使いと聞いたときはえっ！（;￣O￣）て思いましたよね。
ハリー・ポッターの世界ならわかるけれど、マーベル・アベンジャーズは神様のソー以外は科学技術・最先端テクノロジーというイメージでしたから、そんな中で魔術って！と思いましたけど、観るとこれはこれでアリかなと！
X-MENでも壁を抜けたり、時空をいじったりできるミュータントがいましたから、
それを修行で身につけたという違いですね。
これまでの物質世界から精神世界を重視した話になっています。
と言っても難しい話ではなく、常識や先入観を捨てたとき、新しい世界が見えるというもの。
『インセプション』ばりの映像シーンを、夢の中ではなく現実世界でやっちゃう映像の面白さに、体術やアイテムが加わりスピーディな新感覚アクション。
（酔うかもと思い最後尾に座ったら、全く大丈夫でした^^;）
そして何と言っても魅力的な主人公！高飛車でもヘタレでも傷だらけでも、絵になるドクター・ストレンジことベネディクト・カンバーバッチ♪
知識欲とエゴの強いストレンジですが、柔軟に考えることのできる思考の持ち主でもあり、医者という職業から相手を倒すより人を守るために戦います。
ユーモアもしっかりあって、笑えるシーンも多く緩急ついてます。
同じ列に座っていた年配のご夫婦もよく笑っていました。

マーベルなので、いつものとおりおまけシーン2回あります！
スタン・リー御大のカメオもありますよ！いつまでも元気でカメオ出演してほしいですね。
時空を操るアガモットの目が例のあの石なのか、今後も気になりますね。
ぜひ、劇場で！