『スプリット』 久しぶりのシャマラン監督


シックス・センス』のM・ナイト・シャマラン監督の最新作『スプリット』、
レディスデーのレイトで観ました。

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SPLIT 2017年 117分

あらすじ:
ケイシー、クレア、マルシアの女子高生3人は、友だちの誕生パーティの帰り道に見ず知らずの男に拉致監禁されてしまう。やがて鍵の掛かった薄暗い密室に閉じ込められていた3人の前に、誘拐犯が女性の格好で現われる。その後も潔癖症の青年や9歳の無邪気な少年など、現われるたびに格好ばかりか性格まで変ってしまう誘拐犯。なんと、男には23もの人格が宿っていた。そしてさらに“ビースト”と呼ばれるもっとも恐るべき24番目の人格も潜んでいたのだったが…。(allcinemaより)



シックス・センス』の大ヒットで名前が知れ渡り、『アンブレイカブル』『サイン』までは良かったのが、『ヴィレッジ』以降は評判が落ちてきたシャマラン監督作。
個人的にはファンタジーだと思っているので基本好きで観ていたのですが、
ハプニング』はほとんど記憶に残らず(>_<)『ヴィジット』は未見。
監督作では久しぶりの劇場鑑賞。

誘拐された女子高生3人。その中のケイシーは冷静に状況を判断し、誘拐した男が多重人格者であることに気づく。隙を見てなんとか逃げ出そうとする3人だったが。

多重人格者の誘拐犯にジェームズ・マカヴォイ、実際に演じているのは7、8人ですが、服を買える程度で別人になりきるのが凄い!
ケイシーにアニヤ・テイラー=ジョイ、目力でマカヴォイに負けていない存在感。
フレッチャー博士にベティ・バックリー
シャマラン監督も相変わらず出てました。

作品の多くで超自然的な事象を描いているので、(自分の中では)ファンタジー扱いしてしまうのですが、今作は多重人格者という特異な人物が出てくるものの、その他は現実的で、笑えるシーンもなかったのが寂しいような~。( ̄-  ̄ ) うーん
見どころは七変化のマカヴォイと、展開が見えないストーリー。
誘拐犯の目的とケイシーが他の子達とは違っている理由が徐々にわかり、意外なラストで終わるのですが、ドンデン返しというほどではなかったですね。
ケイシーの理由(ケビンの理由でもありますが)というのが、映画の中とはいえ気分が悪くなるものなので、ちょっとテンション下がったところはあります。
映画自体は面白かったんですけどね。
最後のおまけシーンにも驚きましたが、Wikipediaによると続編できるみたいですね。
おまけシーンに出てきた2人とマカヴォイ、アニヤも出演予定だそう。
どういう話になるのか楽しみです♪