『メッセージ』 原作も読みたくなる


金曜の夜、初日レイトで観ました。
その2日前に観た『スプリット』よりも、良い意味でシャマラン的に感じました。

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ARRIVAL 2016年 116分

あらすじ:
ある日、宇宙から飛来した巨大な楕円形の飛行体が地球の12ヵ所に突如姿を現わし、そのまま上空に静止し続ける。その目的が判然とせず、世界中に動揺と不安が広がる。やがて、最愛の娘ハンナを亡くした孤独な言語学者ルイーズ・バンクスのもとに、アメリカ軍のウェバー大佐が協力要請に訪れる。こうして同じく軍の依頼を受けた物理学者のイアンとともに、アメリカに飛来した飛行体の内部へと足を踏み入れたルイーズ。7本脚の異星人との接触を試み、飛来の目的を探るべく彼らが使う言語の解読に没頭していくのだったが…。(allcinemaより)


第89回アカデミー賞、8部門ノミネート、音響編集賞受賞。
人気SF作家テッド・チャンのベストセラー短編集「あなたの人生の物語」に収められた表題作を基に、エリック・ハイセラーが脚本を執筆したSFドラマ。

謎の飛行物体が地球の12箇所に突如現れる。宇宙人の目的を調べるため、言語学者のルイーズと物理学者のイアンが軍の依頼を受け、宇宙船に乗り込み宇宙人と接触
言語も概念も全く違う宇宙人とコミュニケーションをとるには数ヶ月必要と思われたが、侵略されるのではと怯える人も出始め・・・・・。

ルイーズにエイミー・アダムス、イアンにジェレミー・レナー、軍のウェバー大佐にフォレスト・ウィテカー、CIAのハルペーンにマイケル・スタールバーグ、他ツィ・マーなど。
監督は『ブレードランナー2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ

ぶっちゃけ最初の方は、ソウ・ゲレラとロイス・レーンホークアイが宇宙人に会いに行くんだ~みたいなことを考えながら観ていたんですけど(←馬鹿)
宇宙船でのファーストコンタクトシーン、宇宙人の造形と文字など斬新で、静けさが不穏なのか分からないままドキドキしながら観ていました。
人々の反応や国ごとの対応の違いなど、適度に現実的な内容も織り込まれ、あわや一触即発かと思いきや、全く予想できなかった方向へ転換し一気にクライマックスへ。
結末は哲学ほど難しくはないけれど、生きる意味みたいなことを考えますね。
最後は、ルイーズは選択したのかと思ったけれど、選択ではなく前向きな受容なんですね。
と、言われても何の事かさっぱりでしょうが、これは観てもらうしかないです。(^^;;
原作も是非読んでみたいですね。