『バベル』『フューリー』


ず~っとシャーロックを見ていたいところですが、
録画消化しないと来週分が録画できないので、とにかく録画消化(;-_-) =3 フゥ
ブラッド・ピット出演作2本

バベル
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BABEL 2006年 143分 PG12

あらすじ:
ロッコ。山羊飼いのアブドゥラは知り合いから一挺のライフルを買い、それを山羊に近づくジャッカルを追い払うためとして息子の兄弟アフメッドとユセフに与えた。すると、兄弟は遠くの標的めがけて遊び半分で射撃の腕を競い合い、ユセフが険しい山間部を走ってくる一台のバスに引き金を引く。そのバスには、一組のアメリカ人夫妻リチャードとスーザンが乗り合わせていた。彼らは、生まれて間もない3人目の子供を亡くしたことがきっかけで壊れかけた絆を取り戻そうと、2人だけで旅行にやってきた。ところが、どこからか放たれた銃弾が運悪くスーザンの肩を直撃。リチャードは血まみれの妻を抱え、医者のいる村へと急ぐ。一方、夫妻がアメリカに残してきた幼い子供たちマイクとデビーの面倒をみるメキシコ人の乳母アメリア。息子の結婚式に出るため帰郷する予定が、夫妻が戻らず途方に暮れる。やがて彼女は仕方なく、マイクとデビーも一緒に連れてメキシコへと向かうのだった。日本。妻が自殺して以来、父娘関係が冷えきっている東京の会社員ヤスジローと女子高生になる聾唖の娘チエコ。またチエコは満たされない日々に孤独と絶望を募らせていた。そんな中、モロッコの事件で使用されたライフルの所有者として、ヤスジローの名前が浮かび上がる…。(allcinemaより)



話題になっていたものの見逃して、何年もHDDの中で積まれてました。(>_<)
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督作だったんですね。
結果を考えない行動が引き起こしてしまった悲劇のお話。

ロッコで羊飼いをしている一家、アメリカでベビーシッターをしているメキシコ人の女性、東京の父と娘、3つの場所の3家族の話が最後には繋がります。
時間軸は同時進行ではないので、最後にならないと関係性がわからない仕掛け。

メインのキャストは夫婦を演じるブラッド・ピットケイト・ブランシェット
メキシコ編ではガエル・ガルシア・ベルナルエル・ファニングはまだ子供ですね。
我々日本人にとっては役所広司菊地凛子も。菊地凛子は身体を張った演技で、米映画批評会議賞新人女優賞を受賞。アカデミー助演女優賞ノミネート。

それぞれのドラマは派手さはないんだけれど、目を離せない面白さがあります。
それぞれが家族を大事に思って取った行動が、結果的に家族を苦難に陥れる無情。
ただブラピ夫妻の苦しみ、役所広司菊地凛子の苦しみをもう少し突っ込んで欲しかった気もします。
そして、ガエル・ガルシア・ベルナルはどうなった?






フューリー
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FURY  2014年英 135分

あらすじ:
1945年4月。ドイツ軍が文字通りの総力戦で最後の徹底抗戦を繰り広げていたヨーロッパ戦線。戦況を優位に進める連合軍も、ドイツ軍の捨身の反転攻勢に苦しめられていた。そんな中、勇敢な3人の部下とともにシャーマン戦車“フューリー号”を駆る歴戦の猛者ウォーダディーのもとに、戦闘経験ゼロの新兵ノーマンが配属されてくる。ろくに訓練も受けていないノーマンは、戦場の極限状況にただただ圧倒されるばかり。ウォーダディーはひよっこノーマンを手荒く叱咤しながら、フューリーで敵陣深くへと進軍していく。やがてそんな彼らの前に、ドイツ軍が誇る世界最強のティーガー戦車がたちはだかる。(allcinemaより)


なぜこの映画を見ようと思ったのか。(-_-;)
そこそこ話題になったからだと思うけど、自分には全く向いていない映画でした。(>_<)

第二次大戦末期のヨーロッパ戦線を舞台に、たった一台のシャーマン戦車“フューリー号”で、300人ものナチス・ドイツの大軍に立ち向かった5人の兵士の話。

兵士5人にブラッド・ピットシャイア・ラブーフローガン・ラーマンマイケル・ペーニャジョン・バーンサル
ジェイソン・アイザックススコット・イーストウッドなど。
監督は『エンド・オブ・ウォッチ』のデヴィッド・エアー

ハクソー・リッジ』を観たときに、米軍がやけに紳士的に描かれているのが気にはなったけれど、現実的にはこの映画の方が本当でしょうね。
陰湿で、異常。
まさかこれをヒーロー映画と取る人はいないだろうけど、なぜこの映画を撮りたかったのかさっぱりわからないし、反戦映画にしても描写が気持ち悪い。
気持ち悪いのが戦争と言われればその通りだし、人間の愚かさを描いたという点では成功していますけどね。
不快感以外なんの興味も持てなかった作品。