『バリー・シール/アメリカをはめた男』 笑えるのを期待してたんだけど〜。


( ̄-  ̄ ) うーん、期待大きすぎたか?
これは予告の作り方が上手かったですね。

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AMERICAN MADE 2017年 115分

あらすじ:
1970年代後半のアメリカ。大手民間航空会社のパイロットして働くバリー・シールは、愛する妻子とともに何不自由ない暮らしを送っていた。そんなある日、彼の天才的な操縦技術に目を付けたCIAが、彼をある極秘作戦にスカウトする。こうしてCIAの汚れ仕事を手伝ううちに、巨大麻薬組織“メデジン・カルテル”の伝説の麻薬王パブロ・エスコバルにもその腕を買われ、麻薬の運び屋としても大活躍するバリーだったが…。(allcinemaより)



CIAの極秘任務を請負いながら、麻薬密輸で巨万の富を築いた実在の天才パイロット、バリー・シールの伝記的映画。

TWAのパイロット、バリー・シールは、フライトの合間にキューバ葉巻の密輸で小遣い稼ぎ。それを見抜いたCIAのシェーファーは、極秘任務にバリーをスカウト。刺激を求めてCIAの仕事を引き受けたバリーだったが・・・・・。

バリー・シールにトム・クルーズ、年齢不詳のルックスは舞台が70年代でも大活躍。最近巻き込まれ型の役が多い気も。
CIAのシェーファードーナル・グリーソン、彼のおかげで映画を観た元は取れました。(もちろん、トムも好きです^_^;)
バリーの妻の弟JBに『アンチヴァイラル』のケイレブ・ランドリー・ジョーンズなど。
監督は『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のダグ・リーマン

オール・ユー・ニード・イズ・キル』の時のトムは、最初はダメダメでしたが、地道に頑張って最後には頼れる男に変化していて良かった。
今回のバリーは、状況を読むのが上手い目先が利くタイプ。自分から売り込みや駆け引きをするより、成り行きで巻き込まれていったように見えました。
金銭欲はあるけれど、それが嫌らしくならないところがトム。
ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』の時にも思いましたけど、もっとチャラくても良かったんだけど、そうならないのがトムでもあり、悩ましいところですね。
エッチしているシーンはチョコチョコありましたけど、それは別に無くても。
もう少し笑えるかと期待していたんですけど、肩透かしくらった感じ。
アメリカの恥部を描いた社会派の内容なので、コメディ要素はこれくらいでいいと感じた方には高評価なのでしょうね。
というか、笑いを期待したらだめだったのかも。( ̄∀ ̄*)イヒッ
ブラックにもなりきれていないし、中途半端にまとまってしまった印象でした。