『ブレードランナー 2049』 ネタバレ踏む前に早めに劇場へ!


ブレードランナー 2049』公開初日に初回のIMAX3Dで観ました。
旧作を知らずに、この映画だけ観ても十分な完成度でした。

イメージ 1
BLADE RUNNER 2049 2017年 163分

あらすじ:
荒廃が進む2049年の地球。労働力として製造された人造人間“レプリカント”が人間社会に溶け込む中、危険なレプリカントを取り締まる捜査官“ブレードランナー”が活動を続けていた。LA市警のブレードランナー“K”は、ある捜査の過程でレプリカントを巡る重大な秘密を知ってしまう。一方、レプリカント開発に力を注ぐウォレス社もその秘密に関心を持ち、Kの行動を監視する。捜査を進める中で次第に自らの記憶の謎と向き合っていくK。やがて、かつて優秀なブレードランナーとして活躍し、ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消した男デッカードの存在に辿り着くが…。(allcinemaより)


2019年のロサンゼルスを舞台に、ネクサス6型のレプリカントレプリカントを解任(処分)する捜査官ブレードランナーを描いた1982年製作の『ブレードランナー』の35年ぶりに作られた続編。

前作から30年後の2049年レプリカントが氾濫した”大停電”の後タイレル社は倒産、その後をウォレス社が引き継ぎ、レプリカントを製造していた。
旧モデル・ネクサス8型の解任には、LAPDブレードランナーがあたっていたが、捜査の過程である重要なものを発見する。

何を書いてもネタバレになりそうなので、必要最小限度に書くつもりですが〜、何も事前に知りたくない方は観てから読んでください!(^_^;)

LAPDブレードランナーである主人公にライアン・ゴズリング、上司にロビン・ライト、ウォレスにジャレッド・レト、他デイヴ・バウティスタ、アナ・デ・アルマス、シルビア・フークス、カルア・ユーリなど。
デッカード役のハリソン・フォード他、旧作のキャストも数名出演。
製作総指揮にリドリー・スコット、監督は『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ

IMAXのカウントダウンが、ブレラン仕様になってました。
前夜におさらいをしたので、前作へのオマージュらしきシーンは分かりました。
文頭にも書きましたが、とてもよくできたストーリーで、前作を知らなくても十分楽しめる世界観だったと思います。
前作を知っているのと知らないのとでは、受け取り方がかわるのかもしれません。
共通しているのは、孤独な主人公、レプリカントアイデンティティー。
今作ではAIも絡んできます。
人間にしろ、レプリカントにしろ、AIにしろ、自分の存在意義を確認するためには他者が必要で、希望と絶望は表裏一体で、希望を持つことにより感情が揺さぶられるのだなぁ〜などと考えました。
前作のラストも希望と取るか絶望と取るか、人によって違ったように、今作のラストも観る人によって受け止めかたが違うのかも。
私には美しいけどれど切なかったです。


2019年の前作から2049年までの30年間の間に何が起こったのかを描いた
前日譚の短編が3本あります。
観てから見るか、観る前に見るか。

1本目は2022年の大停電(ブラックアウト)



2036年はルーク・スコット監督



2048年もルーク・スコット監督