『グレイテスト・ショーマン』 ポップなサクセスストーリー


感想書くのが遅れましたが、初日レイトで観ました!

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THE GREATEST SHOWMAN   2017年 104分

あらすじ:19世紀半ばのアメリカ。貧しい少年時代を過ごしたP・T・バーナムは、幼なじみのお嬢様チャリティとの身分違いの恋を実らせ結婚する。そして愛する家族のために成功を追い求め、挑戦と失敗を繰り返した末、ついに前代未聞のショーをつくりあげ、大衆の心を掴むことに成功する。しかし、そのあまりにも型破りなショーに上流階級の人々は眉をひそめるばかり。そこで英国で成功を収めた上流階級出身の若き興行師フィリップを口説き、パートナーとして迎えるバーナムだったが…。(allcinemaより)


ブロードウェイ・ミュージカルで見事トニー賞の最優秀主演男優賞に輝いた経歴を持つヒュー・ジャックマンが『ラ・ラ・ランド』でアカデミー歌曲賞を受賞した作詞作曲家チームとタッグを組んだのがウリのミュージカル・エンタテインメント。

バーナムにヒュー・ジャックマン、流石に上手いし声も良い♪
妻チャリティにミシェル・ウィリアムズ、この人も化けますよね。
後にパートナーとなるフィリップにザック・エフロン、記者にポール・スパークス、歌姫ジェニー・リンドにミッション・インポッシブル/ローグ・ネイション』のレベッカ・ファーガソン(歌はロレーン・アレッド)、ショーのメンバーにキアラ・セトルゼンデイヤ、サム・ハンフリー、エリック・アンダーソンなど。
監督はマイケル・グレイシー

P・T・バーナムは実在の興行師で、映画はどこまで事実に基づいているのかは分からないけれど、良い噂だけではなさそうな人物。
身体障害者や有色人種などマイノリティばかりを集めた奇抜なショーで儲けようとするあたり、かなり変わり者と思われるけれど、
そんな主人公で違和感がないのは、ひとえにヒュー・ジャックマンの”良い人”オーラと、彼を愛し信じる妻のおかげだと思う。
妻役のミシェル・ウィリアムズが巧いのはもちろん、
マイノリティに偏見がない良い人に見えたバーナムが、成り上がって世間を見返したい欲を持っているのがちゃんと見える辺りヒューも巧い。
尺が短く、さくさく進むので深みには欠けるけれど、テンポよく分かりやすい。
ポップで楽しい楽曲と演出で、ミュージカル苦手な私でも楽しめました。
特にザック・エフロンをスカウトするバーのシーンが良い♪
記者との関係をとおして見えてくるサクセスストーリー、適度にロマンスも盛り込み、気分が上がってくる映画でした。