『ブラックパンサー』 アフリカンパワーが熱い
『ブラックパンサー』昨夜観ました。
思いっきりアフリカでしたね。
予告でなぜキルモンガーがパンサースーツを着ているのかがとても気になっていたのですが、なるほどそういう訳だったんですね〜。
BLACK PANTHER 2018年 134分
思いっきりアフリカでしたね。
予告でなぜキルモンガーがパンサースーツを着ているのかがとても気になっていたのですが、なるほどそういう訳だったんですね〜。
BLACK PANTHER 2018年 134分
あらすじ:アフリカの秘境に隠れるように存在している超文明国ワカンダ。国王の突然の死を受け、息子のティ・チャラが急遽王位を継ぐことに。しかしワカンダの国王はある重要な使命を帯びていた。それは、世界を崩壊させるパワーを秘めた希少鉱石“ヴィブラニウム”というワカンダ最大の秘密を守ること。そのためには戦いの儀式に挑み、ヒーロー“ブラックパンサー”の称号も勝ち取らねばならなかった。こうして心の準備のないままに国王とヒーローという2つの重責を担うことになったティ・チャラ。戸惑いながらも持ち前の正義感で、自らに課された使命に応えるべく奮闘していく。そんな中、恐るべき野望を秘めた元アメリカの秘密工作員エリック・キルモンガーがワカンダの秘密を知り、武器商人のクロウと組んでヴィブラニウムを手に入れようと暗躍を始めるのだったが…。(allcinemaより)
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に初登場したブラックパンサーの単独主演映画。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)シリーズの第18作目。
ユーモアたっぷりの明るく楽しい前作『マイティ・ソー バトルロイヤル』の次は、
どシリアスでアメコミということを忘れそうなずっしり重い映画でしたね。
冒頭でワカンダの歴史が語られ、ヴィブラニウム鉱石はどこから来たのか、なぜ超文明国となったか、ブラックパンサーの由来などがサクッと分かります。
MCUの他の作品を観ていなくても大丈夫。
この映画だけで成立しているし、カラーが他のMCU作品と全く違いますね。
ワカンダ国王テイ・チャラ/ブラックパンサーにチャドウィック・ボウズマン、妹のシュリにレティーシャ・ライト、母親にアンジェラ・バセット、親衛隊の隊長オコエにダナイ・グリラ、幼馴染のナキアにルピタ・ニョンゴ、声以外の出演は久しぶり。
ズリにフォレスト・ウィテカーなど。
エリック/キルモンガーにマイケル・B・ジョーダン、ユリシーズ・クロウにアンディ・サーキス『エイジ・オブ・ウルトロン』に続いての登場、CIAのエヴェレット・ロスにマーティン・フリーマン『シビル・ウォー』に続いての登場、大活躍。
監督は『クリード チャンプを継ぐ男』のライアン・クーグラー。
スタン・リー御大ももちろん出ます!
歴代国王の様に、ワカンダの資源と文明を守るため、国を閉ざし秘密にする保守政策を続けるのか、世界中で虐げられているアフリカ系の同族を救うため、富や資源や技術を共有するかで悩む新国王の前に、支配される前に支配するという考えのチャレンジャーが現れる。
現代社会のテーマにきっちり合わせてある内容が、歴代興行収入を塗り替えるヒットに繋がっているのでしょうか。
女性が前に出て活躍するところも現代的だし、個人的には好感度高いです。
その活躍する女性陣に負けないブラックパンサーとキルモンガーのアクションシーンもカッコいい。
キルモンガーのマイケル・B・ジョーダンも、主役に負けていない格好良さでポイント高し!生い立ちからもなんとなく応援したくなるし。
社会問題以外も、親の過ちや信頼していた者の裏切り、絶体絶命なときの意外な助けなど、人間ドラマもしっかり内容が詰まっていて、観終わった後ずっしり来ました。
さて、エンドクレジット後に登場する方も目覚めた様だし、いよいよ『インフィニティ・ウォー』のカウントダウンです!