『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』


1995年の『ジュマンジ』は好きなのですが、
今回はどうしようかなと思っていたら、
IMAX3D試写会が当たったので、一足先に観ました!


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JUMANJI: WELCOME TO THE JUNGLE  2017年 119分

あらすじ:高校の地下室で居残りを命じられた4人の少年少女は、そこでジュマンジという古いビデオゲームを見つける。プレイしようとキャラクターをチョイスした瞬間、彼らは選んだ人物に変身し、ゲーム内の世界であるジャングルへと移動してしまう。現実とは全く違うキャラクターになった彼らは、カバ、ジャガー、ゾウ、サイの群れなど、次から次へ野生動物と遭遇。危険にさらされながら、何とかゲームをクリアして現実世界に戻ろうとするが……。(シネマトゥデイより)


1995年版『ジュマンジ』の続編で、前作から20年後。
前作ではボードゲームだったのがファミコンソフトとなり、現代のゲームオタクに発掘される。

前作(といってもかなり内容は忘れていますが)との違いは、ゲームの中に引きずり込まれたとき、前作では本人のままでしたが、今作はゲーム内のアバターでプレイ。
ゲームもボードゲームからロールプレイングゲームRPG)方式に変わっています。
この改変が、映画を面白くしています。

いろんな理由で居残りさせられた4人の高校生。
ゲームオタクのスペンサー(アレックス・ウォルフ)のアバターが、マッチョなブレイブストーン博士(ドウェイン・ジョンソン)、
アメフト選手のフリッジ(サーダリウス・ブレイン)のアバターが、ケーキが苦手な動物学者ムース(ケヴィン・ハート)、
セルフィー女子べサニー(マディソン・アイズマン)のアバターが、地図専門家のオベロン教授(ジャック・ブラック)、
シャイで真面目なガリ勉女子マーサ(モーガンターナー)のアバターが、格闘家ルビー(『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』のネビル、カレン・ギラン)。
他にニック・ジョナス、ボビー・カナヴェイル、リス・ダービーなど。
監督はジェイク・カスダン

それほど期待していなかったのですが、面白かったです。
RPGの特性を上手く活かした、ストーリー展開とゲームの攻略方法。
高校生のキャラとアバターの違いは、お約束でも笑える。
ドウェイン・ジョンソンの気弱な高校生の演技が案外イケているし、ジャック・ブラックのフェロモンたっぷり女子高校生もどハマり。
ララ・クロフトの様なルックス(ヴィキャンデル嬢より『トゥームレイダー』似合いそう)でめちゃ強いのに、シャイで奥手なカレン・ギランなど、みんなギャップが面白い。
ゲーム内で友情や恋が芽生えたり、成長譚だったりと、ツボも抑えていて、
全米で大ヒットも納得。
ラストは普通に終わるけれど、もう続編ができるのは決まっているみたい。
大人も素直に楽しめる作品でした。