『ディーバ』 たまには懐かしい作品も


WOWOWで放送していたので懐かしく再見。
TSUTAYAの発掘良品とのコラボ企画で放送らしいけど、
そうか〜、若い人は知らないのね〜。

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DIVA 1981年仏 118分

あらすじ:
音楽を熱烈に愛する郵便配達夫の青年ジュールは、神秘的な歌声を持つディーバ=女神と出会い、彼女のアリアを盗み録りする。そんな中、彼のモビレッタ(原付自転車)に売春組織の内幕を暴露した告白テープが隠された事から、存在しない筈のディーバのテープ、地下組織の秘密が録音されたテープという2本のテープを巡って、彼はパリの町を逃げ、やがて迷路に迷い込んでゆく……。(allcinemaより)


ジャン=ジャック・ベネックス監督の初長編作。
その後のベディ・ブルー/愛と激情の日々』やリュック・ベッソン監督の『サブウェイ』『グラン・ブルー』『ニキータ』、レオス・カラックス監督の『ポンヌフの恋人』など80〜90年代はフランス映画に新しい波が来た時期。

ベティ・ブルー』も青色が印象的な映画だったけれど、こちらも青の色調が印象的。
青年と歌姫のプラトニックなロマンスも、サスペンスなストーリーも良いけれど、
この映画の個人的なツボはなんといっても、リシャール・ボーランジェ演じる謎の男。
ミステリアス(怪しいともいう^^;)で、地下組織を相手にしてもやたら段取りが良く、どう見ても堅気ではないのがセクシー。
映画本編もいろいろ見どころがあるけれど、リシャール・ボーランジェだけでも十分満足の1作。昔から渋くてカッコいいおじさんが好きなのよねぇ〜♪( ̄∀ ̄*)イヒッ