『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』 超大作っぽいけれど


映画の日なのでハシゴしようかと思っていたけれど、
これを観たらなんだかお腹いっぱいになっちゃって。( ̄∀ ̄*)イヒッ

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VALERIAN AND THE CITY OF A THOUSAND PLANETS  2017年仏 137分

あらすじ:
西暦2740年。宇宙連邦捜査官のヴァレリアンは、平和を守るべく銀河を飛び回りながらも、相棒のローレリーヌを口説くことに余念がない忙しい日々を送っていた。そんな中、“千の惑星の都市”と呼ばれる超巨大宇宙ステーション“アルファ”で銀河を揺るがす恐るべき陰謀が明らかとなり、その解決に乗り出したヴァレリアンとローレリーヌだったが…。(allcinemaより)



伝説的なフレンチ・コミック「ヴァレリアンとローレリーヌ」の実写映画化。
様々な種族が共生する28世紀のアルファ宇宙ステーションを舞台に、宇宙の平和を守る特殊エージェント、ヴァレリアンとローレリーヌの活躍を壮大なスケールで描く。

眩しいほど明るい色彩で描かれているのは、宇宙が一つになり多種族と共存している世界。
デヴィッド・ボウイの”スペース・オディティ”が流れる中、宇宙ステーションで多種多様な種族と握手する人類。新しく加わる種族が増える度膨らんでいく宇宙ステーションは、”千の惑星の都市”とも呼ばれている。その中心で何かが起こっていた。

宇宙連邦捜査官ヴァレリアン少佐にデイン・デハーン、パートナーのローレリーヌ軍曹にカーラ・デルヴィーニュ。司令官にクライヴ・オーウェン、国防長官にハービー・ハンコック、世界連邦大統領にルトガー・ハウアー、他リアーナ、イーサン・ホーク、クリス・ウーなど。
監督はリュック・ベッソン

え〜と、一言で言うとノレませんでした。( ̄∀ ̄*)イヒッ
原因は何だろう?
美しい海岸の惑星や不思議な生物、VRを使わないと見えない都市とかユニークで面白いし、スペースオペラは『スター・ウォーズ』の頃から好きだし。
メッセージ』や『ブレードランナー2049』など、最近のリアルなSFに慣れているからか?
でも案外似ている『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』は楽しい♪
と考えていて分かったのは、
キャラに魅力が無いんですね。(演者に魅力が無いのではありません)
ヴァレリアンの生い立ちも主義も仕事に対する情熱も何も描かれず。
ローレリーヌへの想いだけは口にしますが、言ってる割りには行動が伴ってない。
まだローレリーヌの方が感情移入しやすい。一番良かったのはリアーナかな。
チャラいデイン・デハーンは新鮮でしたけど。( ̄∇ ̄)ニヤッ
話も一応最後までハラハラさせる展開ではあるのだけれど、ラスボスが誰か早々に分かってしまうし、理由も検討がついてしまうのも残念。
個人的に最大のガッカリはライヴ・オーウェンの使い方ですね。( ̄▼ ̄|||)