ようやくの 『カメラを止めるな!』 ネタバレ


まだまだ話題作の『カメラを止めるな!』ようやく観ました!
こちら地方でも9月末までが10月中旬までに変わり、ロングランになってます。

イメージ 1
ONE CUT OF THE DEAD  2018年日本 96分

あらすじ:人里離れた山の中で、自主映画の撮影クルーがゾンビ映画の撮影を行っている。リアリティーを求める監督の要求はエスカレートし、なかなかOKの声はかからず、テイク数は42を数えていた。その時、彼らは本物のゾンビの襲撃を受け、大興奮した監督がカメラを回し続ける一方、撮影クルーは次々とゾンビ化していき……。(シネマトゥデイより)


インディーズで活躍してきた上田慎一郎監督によるENBUゼミナールの《シネマプロジェクト》第7弾作品にして記念すべき劇場用長編デビュー作。その巧みな脚本が評判を呼び、日本のみならず海外の映画祭でも話題を集めたゾンビ・ホラー・コメディ。(allcinemaより)

こちらのブログでもSNSでも話題だし、ちょっと前には従兄弟からも勧められ、
やっと重い腰を上げて観てきました〜。
最初の方は手ぶれカメラと聞いていたので、最後尾に座りましたよ。
おかげで酔いはしなかったんですけど、あっちこっちで携帯は点灯するし、ウロウロ歩き回る人は居るしで、話題作なんで来ただけの人って、ちょっと迷惑(*`へ´*)


ここからネタバレしますので、未見の方は読まないでくださいね。



冒頭、手持ちカメラで撮っているつまらないゾンビ映画で始まるんですよ。
役者の演技は棒だし、ゾンビの動きも変だし、やたらカメラ目線だったり妙な間はあるし、そんなに簡単に人の頭は飛ぶ訳ない!とツッコミどころ満載だけど、す〜ごくつまらない。
先が思いやられると思っていたら、一応映画は終わり、エンドクレジットからの〜
タイトルコール。

そういえば、まだタイトル出てなかったんだ〜。
そこから、時間は先ほどの映画の1ヶ月前に遡り、この映画を撮ることになった経緯、
製作開始、リハーサル、本番と、話が進んで行きます。

本番と言っても、ライブ中継のワンショット一発撮り。

リハーサルの時には考えもつかなかったアクシデントが起こるわ起こるわ。
中継は待ってくれないので、アドリブやカンペの急場凌ぎで繋いでいきます。
それが冒頭の映画の、訳の分からない間だったり、下手な演技だったりの理由となっているので、冒頭の映画にツッコミ捲ってた方が後半笑えるという仕組み。

ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(未見)とか『クローバーフィールド/HAKAISHA』とか、そういう類の映画かと思っていたのに全く違いましたね〜。

映画の制作現場の苦労だとか、親子愛だとか、ゾンビと全く関係のない話がメインで、実はホラーではなくコメディドラマでした。

おかわりする方が多いの理由が分かりました。
2回目の方が面白いかも〜。

キャストはほぼ知らない方でしたが、観終わるとそれぞれ良い味をだしてました。
奥さん役のしゅはまはるみさんが持っていった気はしますが。( ̄∇ ̄)ニヤッ

エンドクレジットの実際の撮影風景も面白かった。
スタッフTシャツ、一石二鳥だなって思いましたよ。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!